「医師こそ平和の最前線に立って、行動すべき」日野原重明医師からのメッセージを紹介します
聖路加国際病院名誉院長・日野原重明医師から、以下ののようなメッセージが、7月9日に衆議院議員第一議員会館で開催された「院内集会 7.9安保法制に反対する医療福祉関係者のつどい」に寄せられていますので紹介します。
「メッセージ
私たちが、究極的に守りたいものは、天から与えられためいめいの命です。どんな外力をも排して、守り貫かなければなりません。
人間の一番残虐な行為は、自らを守るために他を殺すことです。人命を守ることは人間の本性でなくてはなりません。アルベルト・シュバイツァーは次のように述べています。「人間に対する真実の愛(いのちへの畏敬)とは、ともに経験し、ともに苦しみ、そして助けること」つまり相手のことを自分のように考えること、「恕す」ということです。
シュバイツァーは人生の最後にノーベル平和賞を受賞していますが、我々も彼の発言に従って平和を守りたいと思います。
W・オスラーが言う如く、人のいのちの重要性は、医師が一番よく知っています。医師こそ平和の最前線に立って、行動すべきと私は考えています。
2015年7月6日
聖路加国際病院 名誉院長 日野原重明」
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*「院内集会 7.9安保法制に反対する医療福祉関係者のつどい」は、保団連、民医連、医労連、9条の会・医療者の会の四者が主催した集会です。