「大栗清實医師顕彰碑」除幕
徳島県民医連
一一月三〇日、健生阿南診療所に建立された「大栗清實医師顕彰碑」の除幕式をおこないました。大栗医師は日本初の無産者診療所(東京・大崎)の初代所長を務めた人物です。
全日本民医連の長瀬文雄副会長は、大栗医師を「民医連のタネをまいた人」と紹介。地元・阿南市の岩浅嘉仁市長は、「“いのちの平等”という思想・信条を生命をかけて実践された生きざまはすばらしい。地元の誇るべき先人」と。
「大崎無産者診療所開設の二カ月後に生まれた」という長男の大栗丸人氏は、“はずかしがりや”という父親の人柄に触れながら、「草葉の陰から、『今頃になって晴れがましいことはやってくれるな』と言っているかな」などと話されました。
(山本浩史/写真・久保哲)
いつでも元気 2015.02 No.280
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