再稼働とんでもない
7月20日、青森県大間町で「大間原発現地反対集会&風船プロジェクト」がおこなわれました。全国各地から600人が集まり、函館から95人、当友の会からも10人近くが参加しました。
函館-大間町間は、フェリーで1時間半ほど(約28キロ)。大間町からは「3時間半かかる青森より、病院や買い物は函館へ行くほうが近い」というほど、同じ生活圏内にあります。
建設中の大間原発は、フェリーから見ても民家の建ち並ぶ中にあり、地震が起きたらひとたまりもない状況だと思いました。最後に飛ばした風船は、函館の方向へ飛んでいきました。
(舩木幸子通信員)
原発被災地を巡る 宮城・長町病院
友の会員43人が参加して、福島県富岡町など原発事故被災地を巡りました。
富岡駅の駅舎は津波で押し流され、付近の民家には車が飛び込んだまま。時間が止まってしまったような非日常な雰囲気は、実際に行ってみなければ実感でき ません。楢葉町の宝鏡寺住職・早川篤雄さんは、「檀家さんも避難し、土地も奪われ、多くのものを失った」と。穏やかな表情の中に無念さと原発への怒りが感 じられました。
政府と電力会社は川内原発を突破口に原発再稼働を進めようとしていますが、福島の現状に「再稼働などありえない」と痛感しました。
(平尾伸二通信員)
いつでも元気10月号No.276より
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