遊就館と承継館を見学
6月15日、当友の会平和部主催の「平和を学ぶ課外学習会」に14人が参加しました。 千葉県平和委員会の紙谷敏弘事務局長の案内で、靖国神社、遊就館を見学。遊就館では、戦闘機や人間魚雷など膨大な史資料が整然と立派に並べられていまし た。私は「今戦争が起きたら、またそれが歴史となってここに並ぶのか」と考えてしまいました。
千鳥ケ淵の戦没者墓苑の納骨堂に菊花を捧げたあと、靖国神社とは対照的なビルの間にある承継館に案内されました。戦傷病者とその家族の労苦を伝える資料 館で、兵士が麻酔も打たずに苦しげに治療を受けている場面のようすや、義手・義足、家族のつらい証言DVD、書籍などが展示されていました。戦争の悲惨さ を強く感じられるところで、やはり戦争は絶対にいやだと思いました。
(山川久子通信員/写真・加藤準之助)
いつでも元気9月号No.275より