地域とともに
当ブロックでは六~七月の二カ月間、六五歳以上の友の会員を対象に地域訪問をしています。生活や医療・介護などについてのアンケート調査をおこない、困りごとや病院への要望などを聞きとります。地域の患者さんや友の会員の生の声を聞く大切な機会です。
六月四日は職員一八人と友の会員五人が参加。「病院からわざわざ来てくれた」と喜んでいただき、「介護保険料が高くて大変」「高齢なので出歩けない」などの声が寄せられました。
職場の全セクションからの参加を呼びかけ、成功させていきたいと思います。
(舩木幸子通信員)
継続は力なり 東京・三多摩健康友の会国立支部
国立市内を六地域にわけ、集会所を借りて毎月一~二回の「健康チェック」を開催してい ます。谷保駅前相互診療所と協力して、骨密度や体組成、血圧や血管年齢を測定し、医療・介護相談をおこなっています。継続して来られる方は、半年に一度自 分の体調の変化を知ることができます。
支部役員が友の会本部の「保健学校」で基礎知識を学び、市民のみなさんに正確に対応できるよう心がけています。市民の健康を守りながら、友の会の仲間増やしの場にもなっています。
(高原孝子通信員)
「健康まつり」に1000人 滋賀・ぜぜ診療所健康友の会
五月二五日、膳所公園で当友の会の「健康まつり」を開き、約一〇〇〇人が参加しました。
ステージではサークルのみなさんがこぞって出演され、五〇店あまりの模擬店が会場を盛り上げました。友の会の二三年間のあゆみをパネル展示し、健康チェックも盛況でした。
「医療・介護の後退を許さない」「憲法改悪反対」などの署名にも一〇〇人以上の方が協力してくれました。
(松村恒夫)
定年退職して… 岐阜健康友の会
定年退職した職員が「居住する地域で開きたい」と、健康班会を企画してくれました。
近くに民医連の事業所がなく、参加した三一人のうち、八割の方が民医連を知りませんでした。民医連について、差額ベッド料をとらないことや無料・低額診 療事業に積極的にとりくんでいることを話すと、「そんな団体があるんだね」との声があがりました。
「骨密度測定&骨粗しょう症の話」には、「病院から測定に来てくれるなんて」と感激の声が。あらためて、事業所のない地域へ出向いて民医連を語ることの大切さを感じました。
(加藤久美子通信員)
お嫁さんは釧路の人を! 北海道・道東勤医協友の会連合会
二年目の土屋旬平医師が、地域医療研修として、当友の会美原支部の「陽だまりお食事会」に参加しました。
この日のメニューは山菜が中心で、土屋医師は「懐かしい。おばあちゃんの味だ」と、春を感じたようすでした。参加した友の会員から、「ぜひお嫁さんは釧 路の人を選んで釧路に来て!」という声があがり、笑いに包まれました。
当連合会の亀井武会長が各支部のとりくみを紹介。土屋医師は「地域で求められる医師をめざしたい」と力強く応えていました。
(三坂敬一)
いつでも元気8月号No.274より