復興ボランティアツアー
神奈川民医連
(神奈川民医連主催の「気仙沼市唐桑地区復興ボランティアツアー」に54人が参加しました。医療生協かながわ藤沢支部長・吉田節夫さんの手記です)
東日本大震災で多くの尊い命が失われ、家々や車が流された。目を覆うばかりの現実が目に焼きつき、現地に行って支援できないかと思いながらも実現できず、3年余りが過ぎていた。
今回、ボランティアツアーに誘っていただき、決断できた。流された家々の土台がむき出しのまま。現地の語り部さんの話に涙し、宿の主人の明るい言葉の話 にもなぜか涙が、唐桑の牡蠣養殖の船長さんの話にも涙が、明るく話してくれるのだがなぜか泣いてしまった。
作業の手伝いは牡蠣の選別、牡蠣網の掃除と整理、時間の許す限り精一杯打ち込み、自分ながら達成感に感激していた。心のモヤモヤが晴れた気がする。他人のためになる。なんて清々しい。また、きっと来る。
いつでも元気8月号No.274より
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