なんでも運動
「反貧困よろず相談会」 兵庫・尼崎医療生協
一二月二四日、「第九回反貧困よろず相談会」を開きました。当医療生協も参加する同実行委員会(九団体)の主催で、七四人が相談員として参加しました。
われわれは健康チェックを担当し、二五人の方が受けてくれました。
そのほか、弁護士や司法書士、ケースワーカーや県議・市議などが、労働や多重債務などの相談に応じました。「仕事がない」「今夜寝るところがない」など、深刻な相談もありました。
あわせてとりくんだ「社会保障の充実を求める請願署名」にも、一〇〇人以上の方々が協力してくれました。
(長濱勝彦通信員)
地元保育園の催しに参加 長野・東信医療生協
地元の保育園が開催した「保育カーニバル」で、参加者のみなさんの健康チェックをさせていただきました。園児の祖父母たちを中心に、多くの方が来てくださいました。
みんなで「おしっこチェック」をする家族連れの姿も。親の塩分が高い家庭は子どもも高く、「食生活を振り返る機会になった」と喜ばれました。
今後もこのような意義あるとりくみをしていきたいと思います。
(斎籐恵子)
スーパーを“新規開拓” くまもと健康友の会
当友の会では、「共同組織拡大強化月間」中に、毎年一カ所の「青空健康チェック」を実施してきました。今回の「月間」では、新たに二カ所のスーパーを“新規開拓”できました。
一〇月二二日の朝九時から、「ゆめマート帯山店」にて上野美恵子会長やくわみず病院の藤本たか子医師ら七人のスタッフが参加。三〇人ほどの健康チェックをしました。
店長さんのはからいで、「月一回の朝市の時間帯でやってみましょう」ということになり、店内に案内ポスターも掲示していただきました。
一一月には系列の別の店舗でも実施することができ、健康づくりの輪が地域に広がりました。
(近藤敬一郎)
市立病院の民営化ダメ 北海道・道東勤医協友の会連合会
蝦名大也釧路市長は、一二月議会で「市立阿寒病院を二〇一三年度から民営化する」と表明しました。
ある医療法人が市立阿寒病院の民営化を見越して、施設や医療機器などの値踏みをしているとの噂が、以前からありました。心配した地域の住民や友の会は「市立阿寒病院のこれからを考える会」を立ち上げ、阿寒行政センター長に公開質問状を提出して懇談。
「阿寒町と釧路市合併時の約束を守ってほしい」「民営化して、もうけが出なくなったら撤退してしまうのではないか」との追及に、センター長も「そこが一番の問題だ」と述べていたのでした。
「考える会」では、市議会を傍聴し、「市立阿寒病院の存続を求める住民集会」を開催。広く住民のみなさんに事実を知らせ、存続を求める署名を全市に広げて、市長に撤回を求めたいと思います。
(亀井武通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気3月号No.245より