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ニュース・プレスリリース

学びこそ力

関心高いテーマを学習 千葉健生病院健康友の会

torikumi244_07 一〇月三一日、幕張ハウス班会を開き、二一人が参加しました。
 健生クリニック所長の花井透医師を迎えて、いま最もホットな話題「原発事故と健康障害」のテーマでお話をしていただきました。
 放射線は無色透明で無臭、線量計の数値で初めてその存在を知らされます。人体に及ぼす悪影響も未知数です。子どもに対する基準はとくに厳しく守るべきと いう指摘のほか、内部被ばくや残留放射能について、多くのことを学びました。
 会員でない方も含め、いままでの班会で最も多くの方が参加しました。
(金子静子/写真・吉永幸司)

文化祭での宣伝が奏功 長野・伊那谷健康友の会

 一一月一八日、健和会病院から介護事業部長を招き、当友の会主催の講演会を開きました。
 会場で体組成や骨密度を測定する健康チェックもしました。看護師からの丁寧な説明に、みなさんは熱心に聞き入っていました。二五人が参加し、三人の友の会員が増え、『元気』も一部増えました。
 二月にあった松尾地区の文化祭で健康チェックをおこない、講演会についてもお知らせしたことがよかったと分析しています。松尾地区に住む職員も八人参加してくれて、心強く思いました。
(土井祐子通信員)

「介護フェスタ」で報告 医療生協さいたま

 一〇月三〇日、十文字学園女子大学でおこなわれた「震災と介護について考える介護フェスタ」に、シンポジストとして参加しました。
 当医療生協の被災地支援について報告。「民医連綱領」「私たちのこころ」といった組織理念に基づいて、震災当日から対策本部を立ち上げて行動したことを 話しました。また、被災地の家族をディズニーランドに招待するリフレッシュ企画やひまわりの種作戦、放射線量測定のとりくみを紹介。
 参加者からは「理念に裏打ちされた実践に共感する」「自分たちも協力していきたい」など、多くの感想が寄せられました。
(下河雅彦)

戦争と原発の利権構造を告発 奈良・健生会友の会

 一一月一二日、大和高田九条の会の「結成六周年総会」を開きました。当友の会からも多くの方が参加しました。
 西谷文和さんが「原発と戦争~その利権の構造~」と題して記念講演。西谷さんは、リビア、バーレーン、アフガンなどの映像をまじえながら、戦場のようす を生々しくレポートし、その背景にある武器商人の暗躍を告発しました。“戦争はもうかるので、それが独裁政権であろうと武器が供給される”ことや、軍需産 業が米国経済を支えている実態を解説しました。
 また、原発でも同じような利権の構造があることを指摘。危険な放射性廃棄物や大量のプルトニウムを蓄積しても、なぜ原発再稼働に大きな力が働くのかを説明し、「九条を力に、戦争も原発もなくしていきましょう」としめくくりました。
 参加者からは「貴重な現地映像で説得力があった」「戦争や原発の裏側にある利権構造に対し、勇気ある告発だった」などの感想が寄せられました。
(高崎大史)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気2月号No.244より