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ニュース・プレスリリース

みんな集まれ!

被災地・岩手から講師を招く 滋賀民医連

torikumi244_05 一一月二七日、岩手県から盛岡医療生協副理事長の遠藤寿美子さんを迎えて、「善意を寄せあい、支えあう社会へ」と題して講演していただきました。
 遠藤さんは、乳幼児死亡ゼロや老人医療費無料化を成し遂げた沢内村のとりくみに言及。深沢晟雄村長(当時)の「住民が主人公」「医療は人間が幸福に生き るためにある」との強い信念が背景にあることを指摘しました。
 さらに、東日本大震災について、全国津々浦々から寄せられた支援に感謝しつつ、政府の対応の遅さを指摘。「全国の共同組織のみなさんが、仲間をどんどん 増やしながら政府に要望してくれることが被災地に勇気と力をあたえる」と述べました。
 自身の生い立ちや、医療生協に関わりはじめたきっかけなども縦横に語っていただき、参加者からは口々に「感動した」の声が聞かれました。
(松村恒夫)

TPPに反対する緊急集会 山口民医連

 一一月一〇日、野田首相の「TPP交渉参加」表明を受け、山口民医連は「TPPに反対する緊急集会」を開きました。
 上野尚会長代行が「TPPへの参加は、農業だけでなく医療にも計り知れない影響を及ぼす」とあいさつ。
 野田浩夫会長は、「野田首相は公的医療保険を残すといっているが、薄っぺらい保障だけで大部分は自由診療に移行してしまう危険がある」と発言。規制など によって損害を受けた米国企業が韓国政府に損害賠償を請求できる米韓FTAの内容も紹介しながら、米国の保険会社が利益を貪る際の障壁となる公的医療保険 制度が、結果として壊されてしまう危険性を指摘しました。
 最後に、参加者全員で「TPP反対」を掲げてアピールしました。
(菖蒲順一郎)

雨天の中で「病院まつり」 富山医療生協

 一一月六日、「協立病院まつり」をおこないました。雨天にもかかわらず、四〇〇人が参加しました。
 インフルエンザについての講座や体力・脳年齢がわかる健康チェックを実施。また、できたばかりの小児科を見学するツアーやおばけ屋敷、バルーンアートな ど、子どもから大人まで楽しみながら病院を知ってもらえるようにと工夫しました。各支部の模擬店も好評で、一グラム一円の焼きいもや焼きそば、肉まんやう どんなどが二時間で完売するほどでした。
 参加者からは「脳トレを受けたが、普通だったので安心した」「来年もぜひ参加したい」などの感想が寄せられました。
(松井弘通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気2月号No.244より