私は誰でしょう　石川・西健康福祉友の会

　七月二三日、有料老人ホーム「ひだまり」の夕涼み会をおこないました。
　入居者の方と家族、ボランティアが一同に会する大イベント。「もう待ちきれない」とばかりに廊下に並んでいた入居者の方々は、ボランティアに着付けてもらってニッコリ。
　新入職員の仮装が毎年の楽しみのひとつです。ことしは男性職員が女装しましたが、すぐみんなにばれてしまいました。
　地域の子どもたちが打つ太鼓がお腹の中まで響き、沖縄の踊りやスイカ割り、花火大会と盛りだくさん。外で食べる食事はいつもと雰囲気も違って格別のようで、テーブルの上のオードブルにみなさん大満足でした。
（松村和子通信員）

恒例「真夏のコンサート」　山梨・石和共立健康友の会

　七月二四日、当友の会恒例の「真夏のコンサート」を石和共立病院で開きました。ことしは東日本大震災でお亡くなりになった方々を鎮魂する意味も込めました。
　トリオ・ディ・マエ（ヴァイオリン・池田敏美、ピアノ・田中真理、カウンターテノール・池田弦）のみなさんの演奏は、いつもながらすばらしい。演奏の合 間にそれぞれの思いを込めて、被災地の状況を話してくださいました。父親を亡くした保育園児の話に涙する聴衆も。
　原発事故で住む家を追われて苦しんでいる被災者に思いを寄せ、脱原発が国民にとってどんなに切実かを語りあい、心と心をつなぐコンサートになりました。
（星合弘三郎通信員）

七夕会でうたごえ披露　宮城・大崎健康福祉友の会古川支部

　七月一四日、古川民主病院でおこなわれた七夕会に、当友の会の「うたごえサークル」が参加しました。
　昼食後デイルームに集った三〇人の利用者さんの前で、「ふるさと」や「もみじ」、「斎太郎節」や「ボケない音頭」など九曲を披露。民謡を歌い始めたら、 大きな声で一緒に歌う方や涙を流す方までいて、歌った一一人の仲間も大感激。「歌は心をつなぎ、心を豊かにする」とあらためて実感することができました。 お声がかかればまた参加することを約束して、参加者全員笑顔で帰ってきました。
（氏家洋子通信員）

映画上映で被災地支援　石川・はくい健康友の会

　羽咋診療所と当友の会は、ことしで三〇周年を迎えます。その記念事業の一環として、「いのちの山河」上映会にとりくみました。
　この映画は岩手県沢内村で「豪雪･多病・貧困」を克服しようと奮闘する村長たちを描いています。実行委員会では、この上映会を大震災の被災地支援として も位置づけ、幅広いみなさんに観賞を呼びかけました。
　七月三日、趣旨に賛同した多くの方々の協力で、九〇〇席ほどの会場をほぼ満席にすることができました。
　参加者から「被災者支援の思いをあらためて強くしました。いのちを大切にする日本に」などの感想が寄せられました。
　地域に広がった“いのちの平等”をねがう絆を、これからのとりくみにつなげていきたいと思います。実行委員会は、収益を日本赤十字社を通して被災地に送りました。
（村木たみ子）

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各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気10月号No.240より