民医連医療 2010年4月号
●撮影地:北海道厚岸町上尾幌
春の息吹「フクジュソウ」
キンポウゲ科、花弁がパラボナ・アンテナのようで、熱を集め虫を引き寄せます。道東では「雑草のように」群落を作って咲き乱れます。アイヌ語ではチライ・アポッパ(イトウの花)、この花が咲き始めるとコタンの人々はイトウ(魚)が河に上ってくるのを待ったといいます。
撮影/堀毛 清史(北海道・札幌病院)
【特集】精神医療の現状と課題
日本の精神保健・医療・福祉の現状と民医連精神医療の役割
松浦 健伸
精神科医師養成および近畿地協のとりくみ
永松 孝志
座談会 民医連で精神医療の発展を
~精神科開設と連携強化のために~
出席者 松永 信/永岡 元博/松井 一樹/渡邉 貴博/国本 昌善/司会 松浦 健伸
自殺問題のとりくみについて
天笠 崇
民医連の一般病院に精神科が必要な理由
田治米 佳世
地域に暮らす精神障がい者の置かれている状況
池山 美代子
地域医療再生レポート(8)
京都府立「与謝の海病院脳神経外科」再開に向けたとりくみ
山岡 勝則
全日本民医連研究会レポート
「第34回全日本民医連呼吸器疾患研究会」報告
城内 謙治
わが国の医師養成課程の課題-現状と展望-
福井 次矢
-連載-
民医連事業所のある風景
岡山・けやき通りメンタルクリニック
新連載世界の辺境から日本を問う
南米の南端パタゴニアの氷河から
伊藤 千尋
「いのちの平等」つらぬく薬剤活動(4)
保険薬局での「平和のつどい」のとりくみ
宮田 博
「キラリと光る」民医連歯科をめざして(83)
患者の声を改善のサイクルに生かして
與那嶺 三重
Medical Essay
自己責任論に対峙するもの
柳沢 深志
看護日誌から(16)
患者が笑顔になるために
森本 道代
浦野教授の税金講座(4)
法人税をめぐる課題
浦野 広明
わたしと民医連(18)
みなさん、ありがとう!
田中 光春
労働者の健康問題について(4)
「スモークフリーの社会」をめざして
山本 美和
青年職員活動レポート(49)
「私と民医連」のとりくみについて
佐賀 正悟
ケアマネジャーの現場から(64)
ゆるやかなつながりのなかで!
高田 雅代
BOOK クロスワードクイズ 漫画「花も実もある」(185)/いわまみどり 読者のひろば 編集の窓