安心して暮らしたいから
水害「あの日を忘れない」 石川・金沢北健康友の会
七月二八日は一年前に大雨で浅野川が氾濫した日。城北病院を会場に、つどいをひらき、友の会員や職員、地域などから約二五〇人が参加しました。
開会に先立ち、災害発生当時の記録「あの日を忘れない」DVDを上映。災害発生直後に立ち上り、連日泥の排出や片づけ、一人暮らしや障害者の安否確認、 住居の確保などに、献身的にとりくんだ民医連が評価され、同時に民医連や友の会自身の確信になったと報告されました。
行政に働きかけ、必要な改善がおこなわれたこと、引き続き安心して住み続けられる町づくりに共同していこうと確認しました。
(藤牧渡通信員)
アスベスト訴訟 企業に反論 尼崎医療生協
七月一〇日、神戸地裁で尼崎アスベスト訴訟第一二回弁論が開かれました。クボタは「自動化・密閉化し、石綿を近隣に飛散させていない」と責任を逃れる主張をしています。
原告弁護団は、クボタがアスベストを飛散させて周辺住民に多大な被害を与えたことを、クボタの内部資料や労働基準監督署の指導文書、周辺住民の証言、ア スベスト飛散に関しての疫学的研究などを用い全面的に反論しました。この日の裁判には、大雨注意報が出されている中でも九〇人が傍聴し、原告を激励しまし た。
(粕川實則通信員)
保健所の医師も駆けつけた 大阪・医療生協かわち野
七月二八日、「皆さん、意識高いですね!」と何度も繰り返す八尾市の保健師さん。
地域での健康づくりを八尾保健所の保健師から学ぶことを支部で決めた山本、山本東支部。地域に三〇〇枚のチラシを配布。豪雨の中、二五人が集まりまし た。保健所も熱意を察してか、医師二人を含む三人の参加です。
まず、医師が生活習慣病の講義。クイズも交えたやさしいものでした。「私が話す必要ないですね。皆さんよくわかっていらっしゃる」と、医師。
後半は、保健師の音頭で、歌ったり、体操をしたりの二時間。「健康づくりのためなら利用できるものは何でも利用する!」のが、「かわち野流」。
最後に、秋の健康づくり企画の案内とあわせて、「この企画にぜひ市の後援を!」とちゃっかりお願いも。いい誕生日になりました。
(吉田満通信員)
地蔵祭りで「相談会」 宮城・大崎健康福祉友の会
七月二四日、「北向き延命地蔵まつり」が開かれ、大いににぎわいました。一昨年から商店会・実行委員会の依頼で、ここで健康相談会を開いています。
小学生のマーチング、郷土芸能などが披露されるなか、赤と緑の『元気』エプロンをつけ、受診を呼びかけると、四五人を超える人が来場。
看護師や友の会役員、保健活動部員が問診、血圧測定、体脂肪測定などにあたりました。
きっかけは毎月商店会が開く花楽市での健康相談会でした。これからも地域の要請に応えたいです。
(菅原博志通信員)
駅構内で健康チェック 千葉・千葉健生病院健康友の会
七月七日、JR幕張駅構内で健康チェックをしました。一二人が相談にきました。
駅なので、中学生が何人も来て、飾り付けた七夕飾りの短冊に「頭がよくなるように」「テストの点がよくなるように」などの願いを書いていました。
おとなの書いた短冊も気になるらしく、読んでは意味を聞いていました。「『平和を願う』っていいことだよね」と顔と瞳をキラ・キラ。
(伊藤則子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気10月号No.216より