後期高齢者は訴える
88歳がとび入り、マイク握って 東京・三多摩健康友の会多摩川支部
6月10日、13人が羽村駅前で「後期高齢者医療制度すぐヤメロ! 最低保障年金制度をつくろう!」と宣伝をしました。
宣伝を始めると、私にもしゃべらせてと女性がやってきました。マイクを握るとしっかりした口調で「私は大正10年生まれの88歳です。戦後もしっかり働 いてきた私たちを差別する後期高齢者医療制度は絶対に許せません」と。
私たちも、「国民の懐を温めない財政政策では、内需の拡大はのぞめない。しかも消費税12%とはとんでもない。大企業・財界、大資産家優先の経済の舵取りは国民をどん底に落とすだけ」と訴えました。
短時間で「最低保障年金制度」と「後期高齢者医療制度」の署名がそれぞれ30筆以上集まりました。民医連ビラも200枚配りました。
(鈴木金吾通信員)
75歳以上医療費は無料に! 東京・国立健康友の会
骨密度、血流、体脂肪の3種の測定で市内巡回する無料健康チェックの会を6月17日に開き、2時間で59人が参加する盛況でした。
測定結果に一喜一憂の皆さんは、出口に設けた「75歳以上の医療費無料化を」の署名にも次々記入。「1日も早くやってほしい。昔は無料だったんだから 「年金生活なんだから無料化は当然、頑張って」。母親連れの50代の娘さんは「介護保険のサービスだって今は1時間半になった。買い物にも不自由、どうし てこうも年寄りいじめをするのか」と。
中には「チェンジです。とにかく今の政権ではダメ。」と話し込む人も。みな気持ちよく署名に応じました。友の会にも5人が入会しました。
(竹内久安通信員)
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いつでも元気9月号No.215より