地域の健康守りたい
総代会後にアピール行進! 岩手・盛岡医療生協
六月二七日、第四五回総代会を開きました。終了後、参加総代二六〇人余人で市内目抜き通りをアピール行進しました。医療・福祉・介護の充実を訴えての行進 は圧巻でした。デモは初めての人もいましたが、スローガンをはったうちわを掲げ、シュプレヒコールも交えたにぎやかなパレードに、市民からは手を振っての 応援も目立ちました。暑い日差しの中で、みんな元気いっぱいの行進でした。
(小笠原栄治通信員)
助産院がスタート 島根・松江生協病院
七月から院内助産院がスタートしました。松江生協病院では二〇〇八年一月から産婦人科医師が一人になり、お産を休止しなければならなくなっていました。それが再開を望む声に支えられ、六人の助産師たちによってスタートしました。
名前は「きらり」に決定。お母さんに自分で産んだという達成感と育児への自信を持って“きらり”と輝いてもらえるようにとの願いが込められています。
(加茂京子通信員)
大型電気店で健康チェック 千葉・船橋二和病院健康友の会
病院周辺には、この一~二年の間に三〇〇戸以上の家が建ち、この新しい住宅街で、病院と友の会を知ってもらう青空健康チェックをぜひやろうと決めていました。そしてチャンスが到来しました。
住宅街の近くに大型電化用品店があり、その駐車場の一角を借りる交渉をすると、店長は二つ返事でOK。店の玄関でおこなえることになりました。
さっそくお知らせチラシを友の会報に折り込み、住宅街に配っておさそいしました。のぼり旗、ポスター、友の会へのおすすめパンフなどを用意、看護師さん一人と一五人のスタッフも揃いました。
ところが、当日は雨、雨天中止を店に連絡すると、店内の一角を提供してくれることに。
電化用品の山とポスター、商品宣伝スピーカーの大音響の中、店の玄関でメガホンをつかい、店内を見廻る人たちには声かけをして、健康チェックを知らせてまわりました。
チェックを受けた人は二〇人で、そのうち四人が友の会へ入会しました。
(柏木文代通信員)
赤ちゃんの歯の話 京都・西京健康友の会
六月二八日、赤ちゃんの歯の話を仁和診療所歯科の先生にしていただきました。参加者は一二組の親子。その間保育はボランティア五人が大奮闘でした。
参加したママからの感想は「八カ月の保健所健診では歯みがきや虫歯についてや母乳がよくないとか、結構きびしいお話ですが、今日のお話は現実的というか 要所は押さえつつ、けど、肩の力がぬけるような説明でした。食事や親のケアが大切なことなど、実践しようと思えるお話でよかった」
「親から虫歯がうつると聞いて気をつけないとと。心を鬼にして甘い物はあげない」
「毎回、子どもを見てくださるので、集中して聞け、ありがたい。楽しみながら親子で歯みがきガンバリます」
これらの感想文を励みに、私たちも保育ボランティアをしています。
(藤井貞子通信員)
特定健診ひろめます 北海道・きずな健康友の会
私たちのいる函館市の国保加入者は特定健診の受診料は無料ですが、ていねいに説明しないと受診につながりません。
昨年度は制度や受診方法を説明するだけでなく、憲法二五条の「国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有し、国はその増進に努める義務がある」 を話し、権利の行使が健診活動発展の基礎になる、と訴えてとりくみました。この前年のたたかいで、今年度は検査項目も増え、生活習慣病があっても「後期高 齢者」の受診が可能になっています。
ことしも独自チラシをつくり、受診のよびかけをしました。また、きずなグループ通信にも掲載しました。生活習慣病があることで昨年度は受診対象から外さ れていた「後期高齢者」には個別にすすめています。六月一七日の「健診専門日」を中心にすでに一六人が受診しました。
(大田夏美)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.215より