仲間たちといっしょに
ひまわり班―楽しい食事会 福岡・不知火健康友の会
七月二日、憩いの家「ひまわり」で班会をし、一九人が参加しました。テーマは「夏野菜で梅雨を乗り切ろう!」。夏野菜を刻んだり、食卓の準備をしたり、食事を運んだり…その合間に布ぞうりの隠し技を検討する人、みんな忙しく立ち回ります。
いよいよ食事。おしゃべりが始まり、明るい笑い声が響きます。「やっぱ、楽しかねぇ」「家で一人でご飯食べると、こげん笑うことはなかもんなぁ」。 毎 週木曜に布ぞうりを作って会話を楽しんでいる「ひまわり班」ですが、月一度はこうして食事会を楽しみます。一人三〇〇円の材料費で六品も食べられてみんな 満足。
(井島英士)
みんなで「おくりびと」に 大阪・医療生協かわち野
アカデミー賞の映画はみんなみたいもの。地域の映画館で上映中なのに「おくりびと」無料上映会を実施した鴻池支部。
「自民党やけど(公明党やけど)、行ってもいいか?」と問い合わせがあるなど当日は公民館に一三〇人があふれんばかり。
その後も八支部で上映し、五一二人が参加しています。目指すは一〇〇〇人参加。
地域、組合員の要求を実現し、さらに仲間が増え、機関紙の配布者や班会組織など担い手も増えます。楽しみながらつながりを広げていく、それも「他人のフ ンドシで相撲をとる!」のは、まさにかわち野流! 合言葉は、「『おくられびと』にならないように『おくりびと』になろう! そのために地域まるごと健康 づくりをすすめよう」です。
(吉田満通信員)
地域の食事会が10周年 京都民医連第二中央病院健康友の会
北白川地域でお食事会を始めて一〇年目を迎えました。ブロック会議で、地域の高齢者のことを話し合う中で始めました。
とまどいながらのスタートで、ビラづくり、メニューづくり、参加の呼びかけ、準備、当日の体制など、苦労もありましたが、「仲良く、楽しく、守ろう健 康」というスローガンでボランティアと力を合わせてきました。振り返ると、会が地域にしっかり根づいていると実感。
一〇年間で、来られなくなる人もおれば、新しい人もあり、仲間の輪は広がっています。五月二三日のお食事会では、DVD、スライド、冊子などを作り、み んなで観賞しました。これからも、がんばって続けていかなくちゃ。
(山田美智子通信員)
山形の友の会と交流深めた 宮城・大崎健康福祉友の会
六月八~九日、山形県に研修旅行に行ってきました。参加者は予定を超す五八人、バス二台での移動となりました。
研修の目的は、山形健康友の会との交流、会員の親睦と研修を深める、愛と義の知将直江兼続のロマンを訪ねること。
至誠堂総合病院の山形健康友の会から、事務局長ほか五人の方々が迎えてくれました。友の会の現状や課題などを意見交換し、互いの長所を学びあうことができました。
夜は恒例の「大交流会」。芸達者の得意芸が次々と披露され、二時間三〇分がまたたく間。
七〇~八〇歳代が多い参加者、「足腰が痛くて」という方も、この旅は楽しみにしています。
(佐々木利一通信員)
初夏の釧路湿原を散策 北海道・道東勤医協友の会鳥取支部
年中行事になっている釧路湿原の散策を、六月末、久しぶりの好天に恵まれ実施しました。
温根内(オンネナイ)木道の散策の出発前に、湿原のボランティアレンジャーから、生態系への悪影響を防ぐため、地道な作業をしているとききました。特定外 来生物のアメリカザリガニが、在来種であるニホンザリガニの生息地に入り込まないよう、サンマを餌にしたカゴ(写真)を三カ所に置き、捕獲して数を調査し ているそうです。
会員同士で花木や虫の名を教えあいながら、低層湿原から高層湿原へ、丘陵地の林中の植生を二時間近く散策。初めての参加者は、市街地から車で三一分のところに貴重な場所があることに驚いていました。
参加者で『元気』を購読していない三人が、七月号を買い、二人が定期購読を約束してくれました。
(中村勝男通信員、写真・紀国住枝)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.215より