仲間といっしょに
4万世帯と長崎へ! 大阪・医療生協かわち野
「皆さん! このカステラなんぼすると思います? 一本二万円超えますねんで!」「え~嘘やろ~」「だって交通費かかるでしょ!」(笑)。このようなやり とりで、すでにカステラを中心に一六〇〇本以上、一四〇万円以上を売り上げた「共同組織活動交流集会in長崎」のための財政活動。いうまでもなく史上最高 です。
それもそのはず、かわち野からは、過去最高の二一人(一二演題)が長崎に行きますが、長崎民医連の協力もいただき、その費用をすべて自前で確保するため の秘策でした。組合員、職員に知らせ、大騒ぎして、力を借り、皆で感じ(味わい)、参画するのが「かわち野流!」。
ある支部総会では、五五本のカステラ即売という大記録が生まれるなど、組合員・職員が集うところ「長崎の風」が吹きました。四万世帯の組合員全員と長崎 に行くことはできませんが、長崎スイーツを広げ、かわち野の団結を固めることができました。
(吉田満通信員)
せらばんど体操でひと汗 福岡・ありあけ健康友の会
笹原一丁目班では、日ごろの体力不足の解消に「せらばんど体操」をおこないました。
解説のビデオを見ながら、みんなで動いていきます。体を伸ばす度に「あ~痛い痛い」とあちらこちらから悲鳴が上がりながらもにぎやかに運動しました。
しっかりと体力をつけるために、これからも体操を続けていきましょうと参加者で語り合いました。
(福田恭介)
夢は大ダンスパーティ 北海道・札幌西手稲健康友の会
お食事会の参加者から「社交ダンスがしたい」との声を聞こうとは…正直びっくり。「七〇歳以上、一人暮らし」というのがお食事会参加の条件なのですか ら。この元気さ意気ごみにお食事会スタッフも、食事作りだけしていればいいというわけにはいかず「社交ダンスの先生ヤーイ」と行動を起こしました。
一〇人集まれば負担金も苦にならず、会場もテーブルをサーッと片付けホールへ変身。若くてステキな先生の指導でさっそくステップを踏む皆さんの背筋は シャンと伸び、何と生きいきしていることか。まさに「老いて輝く」。後期高齢者なんて呼ばせません。
夢はクリスマスの大ダンスパーティ、我が友の会にまたひとつ、サークルが増えました。
(坂野悠紀子通信員)
27年の土建集団健診 千葉・船橋二和病院健康友の会
五月一七日、船橋二和病院ふれあいクリニックで、千葉土建船橋支部の集団健診がありました。
八時半、健診室には健診用のカード片手の組合員が。一一七人が受診し待合室はほぼ満員。
この健診は土建が組合員の命と健康を守る運動として、クリニック創設前から病院と三〇年近い提携を積んできたもの。
集団健診運動の苦労を聞きに事務所を訪ねました。
昨年は組合員四〇〇〇人のうち四〇~七四歳の組合員と家族を含めて四五・六%の一七一五人が受診。料金は中央建設国保が負担して無料であること、メタボ 健診が半ば義務化され、追跡調査もあるが若い組合員の受診が増えたそうです。
市内一四地区の分会が、年一回の健康を必ず受けようと徹底しているとのこと。そして何といっても組合主婦の会が、夫や息子の健康を守ろうと会員同士はも ちろん、組合員に電話をかけるなどしてがんばっているそうです。
(柏木文代通信員)
地域の役員さんとウオッチング 岡山医療生協芥子山支部
五月八日、地域の役員さんとともにウオッチングしました。
四月の「くらしの委員連絡会のつどい」で町内会長さんから「危険個所」の指摘が出て実現しました。場所は学区内のスーパーへの抜け道です。連合町内会 長、町内会長、区の建設維持管理課職員、組合員あわせて一二人が参加しました。
現地調査にはいると、用水のほとりの歩道のそばの草地にカラートタンが敷かれていて自転車や単車が勢いよく通ると手押し車の高齢者や歩行者がよけにくく 危険でした。狭い土地ですが民間地もあり、すぐには市が修理できません。まず、地主さんを調べて市への寄付をお願いし、同意が得られたら市の方で手続きし て舗装工事してもらえるとのこと。法務局で調整することに。区役所職員にはもう一カ所の歩道の修理の現場にも検分してもらいました。「これくらいの修理は 要望書なしでもします」との返事。交渉相手が区役所になって県道・市道の区別がなくなり、要望しやすくなりました。
(湯原明慧通信員)
『元気』縁でサックスライブ 東京・足立健康友の会
四月二五日夜、柳原リハビリテーション病院待合室で、友の会文スポ委員会主催の「サックス演奏の夕べ」が開かれました。プロ演奏歴四〇年のサックス奏者、小沼徳二さんの軽快な演奏で懐かしい映画音楽や日本の歌も交えて楽しいひと時を満喫。
この「演奏の夕べ」のきっかけは、昨年秋の『元気』の表紙に小沼さん(当友の会員)が登場したこと。民医連・十勝勤医協の深町先生から演奏が聴けないかと問い合わせがあり、実現しました。
当夜は、あいにくの大雨でしたが入院患者も含め七〇余人が集まり、学会で上京中の深町医師と『元気』編集部の西原さんも参加して、演奏を楽しみました。
(牛山長重通信員)
4月7日世界保健デー 千葉・船橋二和病院健康友の会
五年前から、世界保健デーに、地元スーパーの店頭を借り「青空健康チェック・相談会」を職員と友の会有志でおこなっています。
天気がよく、店の売出し日でもあり、二時間ほどで七四人が血圧、体脂肪測定、相談などを受けました。
体調が気になりながら、病院になかなか行けないのが実情のようです。「年一回は健康診断を受けましょう」と呼びかけました。
(本田昌也通信員)
180人で友の会総会 山形・本間病院友の会
五月一六日、一八〇人が参加して第二〇回総会を開きました。活動報告や新年度の方針が提案され、浜田支部から「春レクや秋レクなど楽しい支部活動」、宮野浦支部・高見台班から「六年ぶりの班会で心配したが多くの会員が参加してくれ、うれしかった」などの発言が。
総会後、記念講演「地域の医療・介護の現状と私たちの取組」と題して、介護職員や病院副院長からリレー形式で報告。
会場から出された「痴呆や徘徊などの見守り困難」などの質問には温かい答弁がありました。また、多くの参加者が「リレートークは参考になった」と話していました。
(渡部英男通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気8月号No.214より