困り事、聞きます
まちなか相談会 青森・八戸医療生協
四月一一日、八戸市庁前でまちなか労働・生活相談会を開きました。地労連や生健会、八戸医療生協、社保協、新婦人、民商、職安分会などが実行委員会でとりくんだもの。大型テント二張を設置し、スタッフは四五人。弁護士、社会保険労務士もボランティアで参加。
相談件数は二五件でした。「関東で雇い止め。帰郷したが仕事がない、収入がない」という相談や「勤め始めたが来月まで給料が出ない。どう暮らせばいいの か」「名古屋で期間工として働いていたが一月に失職。失業給付も終了、求職中だがめどが立たない」「早朝から昼過ぎまで、食事休憩もなしに働いているが、 給料が最低賃金にも届かない」などの相談が。
相談員は、生活保護のことや公的な貸付制度、労基法違反の事業所への対応などについて説明し、必要な援助をおこないました。「相談してよかった」という 声が多く寄せられました。「おかげで一週間生きのびた」「死んでしまえば人に迷惑をかけないですむと考えたこともある」と苦しかった胸の内を語った人も。 実行委員会が出した昼食で、少し元気を回復してもらえたようすでした。
(新岡武信)
メーデー相談村 岐阜・西濃医療生協
五月一日、大垣市城西公園広場で第八〇回西濃メーデー集会とデモ行進がおこなわれました。
西濃医療生協は、この集会でおこなわれたメーデー相談村「働くものの何でも相談」に、医師、看護師、ケースワーカーも参加・協力しました。
ハローワークで配ったビラなどを見ておよそ二〇人が、雇用、生活と医療・健康問題、法律相談などに訪れました。生活保護の申請も二件。新婦人の会が担当した炊き出しが好評でした。
(馬渕秀人通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気8月号No.214より
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