学んで元気だ
ベビーマッサージに参加して 京都・西京健康友の会
五月二一日、かみの診療所でベビーマッサージがありました。九組の新米ママ、二カ月から七カ月のベビーが参加しました。
民医連中央病院の助産婦さんが二人でオイルマッサージの効用や、オイルの特性、選び方についてのお話。パッチテストや、マッサージのポイントなどの説明 後、可愛い人形を使ってお手本を示し、お母さんたちのマッサージが始まりました。
むずかっていた子も気持ちよさでウットリ、ゆったりした時間が流れました。マッサージは一回一〇~一五分が目安。
終了後は保健師さんへ質問。離乳食に関する質問が多かったです。友の会も入会のおすすめをしました。
(藤井貞子通信員)
新型インフルエンザで班会 福岡・ありあけ健康友の会
六月二日、七人の参加で班会を開きました。学習テーマは「新型インフルエンザ」。米の山病院の感染予防推進室事務局の高口検査技師を招きました。その日の朝刊も新型インフルエンザの見出しが紙面をにぎわしていました。
懇談の中で九二歳の会員さんから「一八歳の時にホンコン風邪にかかり、四〇度の高熱が出た」という体験談も飛び出しました。
でも一八歳の時にホンコン風邪? ホンコン風邪の流行はもっと遅いのでは? との疑問が残った高口検査技師、帰院してすぐに調べました。ホンコン風邪の 流行は一九六八年からと判明。スペイン風邪との記憶違いだったのかな。
(井島英士)
エコキャップ運動学習会 長野医療生協環境問題委員会
五月二一日エコキャップ運動学習会を開き、組合員、職員ら二〇人が参加しました。
講師のボランティア夢の会(茅野市)エコキャップ運動事務局の小池義一さんはすべて手弁当で運営されている同会の活動を紹介。これまで二七三の団体から 約二五トンのキャップ(ポリオワクチン一万二五七七人分)を回収し、売却代金はJCV(世界の子どもにワクチンを日本委員会)に全額寄付しているとのこと でした。
その上で、世界ではワクチンが受けられずに亡くなる子どもが一日に四〇〇〇人にものぼることを示し、運動への積極的な協力を呼びかけました。
学習会終了後には、集めた約二四〇kgのキャップを参加者で車に運び、「夢の会」に託しました。
(新村紘士通信員)
中南米諸国の変化をきく 北海道・道東勤医協友の会連合会
第六回になる友の会九条ネットの交流会で「中南米の国々と憲法九条」というテーマで学習講演会を開きました。
講師には北海道AALA連帯委員会の副理事長でもある鈴木頌先生(釧路協立病院総院長)にお願いしました。
かつては、アメリカの裏庭とまでいわれた中南米諸国に大きな変化がおきています。アメリカのいいなりだった国々が、アメリカからの自立をめざして国づくりをすすめているのです。
アメリカとカナダを除く南北米大陸の三三カ国が結集し「中南米・カリブ海諸国機構」を創設することに合意したことも、世界で注目されています。
鈴木先生は、中南米の国々に足を運び、新しい息吹を実感しているとリアルに話しました。日本は、この中南米諸国の国づくりから学び、アメリカべったりの 国づくりから、憲法九条をいかした平和で安全な国づくりへとスタンスを変えていく時期ではないのでしょうか。
(亀井武通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気8月号No.214より