組織を大きく
悲願の新班結成! 福岡・ありあけ健康友の会倉永支部
四月一〇日、これまで班がなかった倉永支部に悲願の新班が結成されました。結成会をおこなった公民館には、会員のほか、公民館を練習場にしているフラダン スの会の人たちも参加して、にぎやかな集まりに。最初に健康チェック、つづいて支部長があいさつと結成に至るまでを語り、みさき病院事務長が未入会者に入 会を訴えました。
班長には染谷正宏さんが決まり、班名は「カミヤバル班」としました。一、二カ月に一回の班会を開き楽しい班に、としめくくりました また、中島支部長か ら公民館で高齢者を対象にした食事作りや野菜作り、ゲームをおこなう広場などのサロン作りが提唱され、積極的に参加・協力していこうと申し合わせました。
(福田恭介)
4・23春のスペシャルデー! 大阪・医療生協かわち野
四月二三日、改修した元喫茶店が、医療生協の四番目の支部センターとして生まれ変わりました。期待と喜びを胸に、一九人の組合員が集合。センター名の 「希望」は、「人生の希望が持てるようにしたい」との八尾南支部の願いです。組合員も三世帯ふえ、三日で六班結成、支部ニュースも発行し元気いっぱい。喫 茶店と間違え入ってくる人にも狙い通り(!)活動案内。
また午後一時、三七人の組合員が集まり、支部空白地域で三八番目の「若江岩田支部」を結成しました。はなぞの生協診療所づくりが積年の壁を打ち破りまし た。「組合員が支えないと医療は守れない。健康を守りながら行政も変える運動体ができた」と、地元市議からも激励が。
組合員が朝四時から仕込んだ手料理を並べ、乾杯。ハーモニカ演奏で合唱したり、語り合ったりしました。支部運営委員は発表された一四人に加え、歓談で二人が名乗り出ました。
両支部の今後の地域まるごと健康づくり運動に大いに期待しています。
(吉田満通信員)
生協をいのちの分野にいかす 福井県医療生協
三月二八~二九日、県医療生協理事・監事二一人が参加し、日本生協連医療部会藤谷事務局長を迎え、研修会をおこないました。一日目は、藤谷さんがなぜ「全国連合会」か「今こそ医療生協の出番」と題して講演、二日目はグループ討論でした。
連合会を作ることには、厚労省が交渉相手として逃げられなくなるということには納得できるが、大きな組織になれば問題も出るのでは? と疑問も出ました。
医療生協が担う役割は大きく、生協病院が「福井の赤ヒゲ病院」として、どんどん組合員を増やしていることはすごい。生協をいのちの分野に生かす大運動の 具体的なとりくみ課題を、やれることから実践し運動の担い手をつくり、生協に入って何をしてもらうのか、支えあいながらいこうと、意思統一しました。
(齋藤治孝通信員)
老人施設に友の会誕生 東京・さつき苑友の会
念願の老健施設で友の会発会式を迎えることができました。約一年がかり、一〇〇人の会員で出発です。友の会についての学習をしたり、何といっても、福祉 切り捨て、弱い者いじめの政策の中で、通いなれた施設がつぶれてはならない。地域で安心して老後をすごしたい。さまざまな願いを集めて発足になりました。
初代施設長がお祝い。「地域から離れず、地域の要求に応えられる施設をつくるということで、結成を心待ちにしていました。介護保険の改善も友の会活動と してやっていきましょう」と励ましの言葉を寄せてくれました。
一人ひとりの力は弱いけれど、手をつなぎ合えば大きな輪となることもできる。そんな支えあいで、これからゆっくりと歩き続けたいです。
(橋本富子)
新棟竣工祝賀会 東京・健和友の会
待ちに待ったみさと健和病院の新棟が完成。内覧会では、幾組も幾組も次々と案内されました。七階の緩和ケア病棟でも六階の病棟でも個室や四人部屋、五人 部屋でもその広さにそして明るさに驚きの声があがりました。
竣工祝賀会は屋外に張られた大型テントの広々とした特設会場で、宮崎理事長は「無差別、平等のみんなの病院、建物は共同の財産だ」と語り、建設委員長の 野水院長は、「地震にも強い病院での財産は、人材だ」と強調。完成した喜びを医療活動を通じてわかちあいたいと述べ、大きな拍手がおこりました。
来賓も祝辞で「医療ニーズに応え開かれた病院」「脳外科の充実を」「教育、臨床面での充実を」など期待と激励が続き、健和友の会、小山事務局長の乾杯の音頭で祝宴。
九六〇人を超える参加者の喜びと熱気にあふれました。
(弓正幸通信員/写真・牛山長重)
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いつでも元気7月号No.213より