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ニュース・プレスリリース

暮らしの危機に対して

SOSネットで相談会  北海道・勤医協中央病院

torikumi212_03 三月二四日、東区SOSネットワークで、無料相談会と炊き出しをしました。スタッフはのべ五〇人超。当院の看護師やSW、友の会・社員支部や元職員労働組合専従の職員も参加。
 事前にハローワークやネットカフェで宣伝し、三五人の相談者が。医療相談には、血圧一九〇台の人や、胸痛があったがお金がなく受診できずにいたという失業者が。ハローワーク前でもらった相談会チラシを持っていました。
 手持ちの金がなくなり死のうとしていたというネットカフェ暮らしの青年も飛び込んできました。炊き出しにまっすぐ来て、何年かぶりにあたたかい手作りの 料理を食べたと喜ぶ人、建設関係の職を解雇され、未払い賃金の要求をすることになった人など、予想を上回る相談がありました。
(田中裕司)

雇い止め支援テント村  宮城・大崎福祉健康友の会

 大崎にも雇用切り捨ての「大嵐」が。解雇、一カ月もの自宅待機、賃金の大幅カット、週三日の勤務など生活基盤を失う人が続出。ハローワークに連日一五〇〇人以上が訪れ、一人あたり二〇分だった求職票の検索も一〇分に短縮される事態です。
 三月三一日~四月一日、雇い止め支援テント村にとりくみました。二日間で五一人が相談に。
 相談に来た人たちは「ここに来るのはとても勇気が要った」と。高校生たちに促されて来る人も。家もお金もない人が四人。役所に要請し、五時以降の時間外 対応もさせました。翌日生活保護が決定、住むところも確保されました。地域に二〇~三〇人の路上生活者がいることも判明。
 ほかに、前日解雇をいい渡されて相談に来た人。父親が定年退職、娘がリストラされた家庭。寮を追い出され保険証もない人などが。その生活の困難さに驚き涙する実行委員も。また、かなりのことができると確信した実行委員もいました。
(佐々木利一通信員)

友の会新聞握り相談に  山梨・巨摩共立病院

 先日、友の会新聞を握って必死の形相で事務所に来た会員さんがいました。
 「私はこの新聞に書いてあるのと同じ失業中で、糖尿病ですが病院にも未払い金がたまっており行けない。どこに相談していいかわからず、きました」
 会員さんは恥ずかしいようすで話していましたが、さっそく病院の相談室につなぎ対応。生活保護を申請しました。
 友の会では、幹事さんの家にも看板を出して町中の人たちが困った時に相談にのれるようがんばっています。
(赤池八重子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気6月号No.212より