ボランティア活躍中
ボランティアたんぽぽ探訪 千葉・船橋二和病院健康友の会
二和病院のボランティアグループ「たんぽぽ」が二二回目の総会を開きました。病院開設四年目から運営されています。
登録者は四五人、洗濯や買物、散歩介助のような医療以外の患者さんの支援と、清拭用の布切り、包帯巻き、テープ切り、またデイケアの開設以来、職員とと もに入所者へのこまごました補助作業などをしています。
活動計画はメンバーが作成。予定表には、初詣、雛祭り、お花見、七夕、盆踊り、クリスマスなど、四季折々の行事が。温かさに胸が熱くなりました。
ボランティア経験は数年から一〇年以上、二和病院でご両親や、おつれあいを長期療養で亡くされた方も多いようです。
「有料と誤解されることもあるけど、お互いに泣き笑いしてきた」と。ボランティアの部屋の壁には、船橋市長から贈られた表彰状がかかっていました。
(柏木文代通信員)
無償送迎続けて 京都・丹後健康友の会
友の会活動の一つに送迎ボランティアがありますが、法改正で有償ボランティアができなくなり、何回も議論を重ねてきましたが、いい方策もなく「希望者がいるのにやめることはできない」と、今では無償ボランティアを続けています。
活動は、約一〇人のボランティアさんの献身的な努力に支えられているもので、友の会では、年二回の交流会を開き、ささやかな慰労をおこなっています。
三月三日の交流会では、保健、ボランティア委員会から「やさしさのせて、ありがとう」のことばを記した手作りミニ色紙を贈りました。
(真下房枝)
捨てる野菜を施設でいただく 岡山中央福祉会友の会
「ええ大根が採れましたよ」「無農薬のいい大根が採れたよ~」。地域で捨てられる運命にあった野菜がいま、友の会を通じて施設の食材として生まれ変わっ ています。せっかく畑で楽しく育てたにもかかわらず、食べ切れなかったたくさんの野菜。そこで、友の会では収穫時期を一カ月前から把握して、その野菜たち を施設の献立に並べることを実現しました。施設へ野菜を届けるのもボランティアの会員さんです。
「うわ~いい大根ですね~!」と、施設の栄養士さんと入所者さんは大喜びしています。
(國塩聖和通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.212より