健康づくり
「タクティールケア」講座 福岡・たたらリハビリテーション病院
健康講座で「タクティールケア」を学びました。
タクティールとはラテン語で「触れる」という意味で、緩和ケアにおけるスウェーデン独特の療法です。指圧やつぼマッサージと異なり、オイルを使いやさし く触れ柔らかく包み込むマッサージのことです。これによりリラクゼーション効果やコミュニケーション能力の向上などさまざまな効果が見られます。
地域から二二人、病院の職員一〇人の参加で、それぞれの手を握りながらの実践。優しくマッサージをしながら、お互いの会話もはずみ、いつもの健康講座と は趣向の違ったものとなりました。受講後、さっそく、特養ホーム入居中のお友だちのお母様の手を握り実践した方も。
「初めての経験です。手だけでもとても癒されました」「妻に実践してみます」などの声も出ました。
(内田真紀子)
ハーブでハンドクリームを 京都西京健康友の会
二月三日、ハーブでハンドクリームをつくりました。会員九人と赤ちゃん連れの四人のお母さんたちが参加しました。
講師は幹事の岡本先生。はじめに、ハーブのこと、イギリスの「ピーターラビットのお話にも出てくるハーブの童話絵本」の読み聞かせから、肌にやさしい手づくりのハンドクリームを作りました。
毎年好評でお友だちの分をつくる参加者も。作業中は赤ちゃんを看護師さんが交代で預かりながら。友の会加入を呼びかけ、つながりを大事にしたいです。
(藤井貞子通信員)
バランスボールが好評 長野・東信医療生協
一月二二日、長野県主催の「健康長寿」推進県民大会が開かれました。自治体や健康を推進する団体が一堂に会し、「長野県民健康長寿宣言」を採択。実践発表として、わたしたちがとりくんでいるバランスボールの発表をしました。
昨年一一月におこなわれた、NPO法人日本健康運動指導士会の「オリジナル体操コンテスト」に組合員が出場し、二位に輝いたことがきっかけで県に招待されました。
日ごろ、バランスボールにとりくんでいる支部の一二人で参加し、「きよしのズンドコ節~恋のマイアヒ」の軽快な音楽にあわせ、一〇〇〇人を超える皆さん と楽しみました。会場からは「バランスボールを買って、始めよう」などの声も。さっそく「教えてほしい」という依頼も来ています。
医療生協の健康をつくる活動を、自治体や他団体に知らせるよい機会でした。支部でも、班会でバランスボールを、との要望が増えています。
(斎藤恵子)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気5月号No.211より