「いのち」にこだわる
「子どもの医療守れ」と市へ 京都・福知山健康友の会
当友の会は11月27日、福知山市へ「すべての世帯から国民健康保険証の取り上げをやめて。とりわけ、子どものいる世帯からはやめてほしい」と、会長名で申し入れました。
同市では、中学生以下の子どものいる13世帯19人に資格書を発行していることがわかりました。厚労省通知で、京都市、福岡市、北九州市などが相次いで 無保険状態の子どもに短期保険証を交付することを決めており、福知山市でもすみやかに解決することが求められています。
申し入れには、会長ほか3人が出向き、要望書を出して懇談。市側は、通知以降、事情をつかもうと家庭訪問しており、08年中に解決したいと考えているこ と、国に対してもペナルティ(自治体がおこなう独自の医療補助施策に対する罰則)廃止などを要望していくと回答。友の会は、今後も医療・介護・福祉に、力 を入れてほしいと求めました。
(中路隆実)
「後期医療制度」中止求めて街へ 長崎健康友の会
12月10日、長崎市の繁華街で「後期高齢者医療制度中止・撤回」を求める署名活動とチラシを配りました。同時に、麻生首相が突然いい出した定額給付金支給と3年先の「消費税増税」についてのシール投票をしました。
会員20人で署名245筆、配ったチラシは524枚でした。シール投票では反対147、賛成2で圧倒的多数が増税反対。「金髪の兄ちゃんも署名してくれ た」「もう少し時間があったら期末試験を終えた高校生が増えたのにナー」と、若者たちの反応に気をよくした一同。通行人からも激励され、元気をもらえまし た。
(山之口努通信員)
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いつでも元気3月号No.209より