住民50%が組合員に!
大阪・医療生協かわち野
当法人で最も歴史のある楠根診療所。その診療所が移転建替えを一月に控え、最後に残った課題・それは、組合員が自ら決めた「新・楠根診療所を中心に半径五〇〇神で、住民世帯比五〇%の組合員組織」でした。
組合員、職員は全戸ローラーや紹介運動など地域に依拠してとりくみました。加入案内やチラシを何回も渡した人が、診療所で加入するということも続出。
また、この一年は法人あげて他の診療圏の組合員や職員が知らぬ地域を必死にまわりました。このような運動を通して診療所の利用者は増え、あらためて診療 所の値打ちも光りました。そして、一二月二六日に「五〇%の偉業」を達成。
運動を始めて六年で、組合員比率を約二〇%高めました。一月には五階建ての医療介護複合施設がオープン。地域で頼りにされる拠点がいよいよ船出します。
(吉田満通信員)
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いつでも元気3月号No.209より