男子厨房ニ入ル
秋鮭まるごと! 山形・酒田健康生協
しばらくご無沙汰だった男の料理教室、今回から若手職員も仲間入りして復活しました。
今回は、「庄内浜文化伝道師」生協共立社の職員の指導で、魚のさばき方からおいしい食べ方まで。六〇センチの大秋鮭をさばく伝道師の鮮やかな手さばき に、ただただ感激した後は慣れない手に出刃包丁をもっての挑戦。鮭は余すところなく、フレーク、醤油づけ焼き、いくら丼、桜チップのサーモン(スモーク) サラダ、アラの番屋汁と数々の料理に変身しました。
旬の魚には調味料はいらない、素材の味に皆ご満悦。次も一匹の魚を丸ごとさばき刺身にする!と、意欲満々。「刺身編」が楽しみです。
(高橋範子)
「妻のたいへんさ、わかった」 北海道・札幌西手稲健康友の会
「男の料理教室」があったらいいな、という男性の声が院所の栄養科に聞こえたようで、ある日すてきな絵入り、しかもカラーのレシピが友の会へ届きました。ホテルのコックさんだった栄養科職員がサークルが発足するなら指導くださるとのこと。
さっそく勢いづいて一回目が七人の参加で開かれました。「どこの厨房で働いていました?」というような完全装備の方も登場してびっくり。まず包丁を持つ ところから…キャベツを切るのも四苦八苦。でもできあがった焼きソバとカップケーキの試食に、一同満足気。
男子厨房に入らずで七〇年生きてきた参加者の「妻の大変さがよくわかった!」には実感がこもっていました。次回はさらに三人が入会予定です。
(坂野悠紀子通信員/写真・佐々木明美)
男の料理教室 東京・足立健康友の会
三カ月に一回「男の料理教室」を開く努力をしています。今回のメニューは、カレーピラフ、白菜とりんごの冬サラダ、春雨と卵のスープ。
エプロンを着るのも初めてで四苦八苦の人から、チャッチャッチャッと軽やかなフライパンさばきの人までさまざま。講師の調理師をみな真剣に見つめます。初参加が毎回あり、楽しくおいしい光景です。
(大井民江)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気3月号No.209より