ピース!
恋愛と戦争、両立せず 宮城・大崎健康福祉友の会九条の会
ピースミニライブ |
〇八年一一月一六日、みやぎ憲法九条の会主催による「輝け世界に! 伝えよう未来へ! 憲法九条を守り生かす宮城のつどい」がありました。
記念講演は小森陽一先生の「宮沢賢治と憲法九条『烏の北斗七星』と戦争」です。「烏の北斗七星」全文の流れるような範読で始まりました。文字通り「授 業」といってよい異色のもので、あくまで賢治の童話に寄りそいながら、それを読み解く突っ込みの深さ鋭さに、目を白黒させながら聞き入りました。
結びは、申すまでもなく九条論へと昇華したわけですが、中の一節に恋愛と戦争は両立しないというのがあり、一も二もなくのみこむことができました。
(皆川秀雄通信員)
ピースウオーク 医療生協さいたま
一一月一五日、ピースウオークをしました。実施する直前に、朝霞基地内で日米共同訓練が実施されるとの報道で緊張しましたが、無事トラブルなく終わりました。
公園内には「シルバー人材センター」のジャンパーを着たおじさんが多数、公園内を歩いていて、医療生協さいたまののぼり旗を持って立っていると、「何かあるんですか」と声をかけられました。
(川嶋芳男)
九条の会の輪広がる 神奈川・ノンちゃんの家ひだまり
横須賀市岩戸の「九条の会」第二回つどいが二四人の参加で開かれました。
戦争体験談や沖縄戦の映画を見ながら、九条の大切さを学んだ第一回と変わって、今回は、〇六年、〇八年と二度にわたり、多くの横須賀市民がとりくんだ 「原子力空母の母港化の是非を問う住民投票」の運動を通しての教訓について。「住民投票を成功させる会」の代表でもある呉東弁護士の講演をうけ、参加者の 活動報告や意見交換をしました。講演では、二度の運動は、国や市当局への圧力となっており、今も続いていることが強調されました。
意見交換では、議会で母港化受け入れ派の市長と激しく議論した地元の市議、アメリカ人留学生が見た米軍基地と憲法九条についての報告など熱く語られまし た。フルート演奏やマジックもあって盛り上がり、九条の会の輪をもっと広げようと誓い閉会しました。
(中山信通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気2月号No.208より