がんばっています
地域訪問1200km走破 北海道・道東勤医協友の会連合会
全国・全道の仲間に呼応して、北海道の道東地方(根釧原野)でも秋のたたかいと友の会強化月間にとりくみました。事業所から離れた地域の友の会へキャラバンを組んでの訪問で根釧原野を駆けめぐり、今年も一二〇〇キロを走破。
釧路から一六〇キロ離れた世界遺産に指定されている知床(羅臼)の訪問時には、鮭の定置網漁にとどまらず全般的な漁業の落ち込みと医療・介護への不安などが語られました。
地域の病院は医師不足で診療所になってしまい、入院できなくなりました。また、北海道の医療機関再編計画による根室地方の中核医療機関とされている中標 津病院までは六〇キロ以上も離れています。しかも、そこでは紹介状がなければ診療が受けられないという事態、住民は不安な毎日を送っています。
地域の生活実態から、医療や介護に対する願いを実現する運動に力を尽くすことが大切と実感しています。
(亀井武通信員)
1年間ご苦労さん 新潟勤医協新津総支部
一〇月、荻川支部で、社員ニュース「明るい医療」配布者のご苦労さん会をぶどう棚の下で開きました。毎月八〇〇軒を六四人で配布しています。
三〇人の参加者は、下越病院、老健施設おぎの里への思いを語りました。
「前は一〇〇軒を一人で配布、今は六人でしている。大勢の力は大事」「今あるのは病院のお陰、いくらでも協力します」「病院で助けてもらった、いろいろ 仕事をしたい」「雪が降ったり、道が凍って大変だけど続けられるまでやります」など、ニュース配布を通し仲よくなった人たちが楽しく過ごしました。
職員は後期高齢者医療制度や、新病院建設協力への訴えをしました。
(宮本栄子通信員)
健康はありがたい! 東京・足立健康友の会 健康づくり委員会
毎月第一・第三水曜の午後、柳原診療所で、「健康増進体操とセラバンド」を開催中です。
「座ったままでオッケー」と、小山寿子先生の元気な声を合図に、軽快な音楽をかけながら、右手をグー、左手をパーに体操しますが、なかなかみんなで揃い ません。緊張と興奮と楽しさで、参加者は汗びっしょりでがんばっています。一〇月は、新会員が六人増え、ますますがんばる健康づくり委員会です。
(大井民江)
「この道、車イス通れません」 札幌北・石狩健康友の会
今年で四年目になる「まちなみウオッチング」を一〇月一六日、地下鉄駅周辺でおこないました。
とりくみのきっかけは、四年前、「車イスで通院するのがたいへん」という患者さんの声。高齢でも障害があっても、普通に暮らしていける社会、という考え 方が認められて久しいが、本当はどうなのか、調査してみよう、と始めたものです。
今回も、地下鉄入口のエレベーター表示板がない、歩道が狭く凸凹があり、障害がなくても危ない、地下鉄券売機のボタンが高く車イス利用者では押せない、 青信号が四〇秒間で渡り切れない、点字ブロックがすりきれている、あるべきはずの横断歩道がない、など一五項目以上改善の必要があり、調査をまとめ区役所 に要望書として提出する予定です。
(塚越修)
地域の願いを受け決断 大阪・医療生協かわち野
突然の話でした。四月に保険医療機関の指定取消処分をうけた花園病院(東大阪市中部)の元院長から、「民医連の力で地域での医療活動を継続してほしい」と話があって半年間、限られた時間の中で議論しました。
急きょ実施した地域説明会(写真・一〇月九日)には九〇人が参加。臨時総代会で、病院を買い、診療所にすることを確認しました。資金面、人的体制、組合 員組織など不安な要素もありました。しかし、花園病院は、二七年間、救急医療やかかりつけ医として地域の評判は抜群で、組合員はじめ、多くの住民が診療再 開を希望しています。
さっそく地元花園地域の組合員は、連日の地域訪問で八〇世帯以上の仲間を増やしました。「少しでも力になりたい」「ドックを受けたい」など期待の声を聞き、勇気百倍です。
(吉田満通信員)
健康が一番やね 佐賀県医療生協 佐賀南支部・貞松班
わたしたちの班は、スイトピー班といいます。新年班会で年間計画と各係を決めます。班長、会計係とニュース係などです。班会前に、前回報告と今回の案内ニュースを出しています。
年間行事は、健康のための勉強や組合員健診、大腸がんチェックを家族含めて受けています。レクリエーションも一回、計画に組み入れています。
前回の班会は神埼市内の散策と古民家での食事会でした。五人の参加で豆腐料理と採れたて野菜のバイキングでお腹を満たし、お土産もいっぱい買って、楽し いひと時を過ごしました。一〇月に班会、一一月は健診をしました。
(班員一同)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気1月号No.207より