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ニュース・プレスリリース

行動して変える!

署名しなくちゃ  長野・伊那谷健康友の会

torikumi205_02 班会は水分の補給、睡眠、栄養の話から始まります。介護保険の見直し、後期高齢者医療制度のことなど話し出すと、どこで打ち切り今日の健康学習テーマに入ったらいいかと悩むほど、止むことなく続きます。
 政治家のこと、人を簡単に殺すこと、社会保障制度がどんどん悪くなっていること、みんな生きる希望を失いつつあります。そして生きていることに遠慮して います。そんな時、高森町では平和憲法九条を守ろうと住民過半数以上の署名をとりました。いつも班会で「一筆一筆が大事なんだ」と話していることが実現 し、さらにこれからもがんばるといってます。
 他の支部、班にもこのことは伝わり、署名の大切さ、重要さを確信。後期高齢者医療制度廃止の一点署名にとりくみはじめました。
(熊谷光栄)

診療所と友の会で街頭署名  奈良・平和会健康友の会

 当友の会ならやま診療所支部では、八月二六日夕方、「後期高齢者医療制度」廃止、「看護師をふやして」の宣伝・署名行動をおこないました。
 介護士は「仕事も大変ですが、介護を受ける方も必要な介護をしてもらえない状況で、もっと大変です。何とかしてほしいです」と訴えました。
 若い看護師が「患者さんが安心してかかれるように」といって署名してくれました。行動には、ならやま診療所職員と友の会員五人が参加しました
(浦田直樹)

署名を積極的に呼びかけ  和歌山中央医療生協

 和歌山民医連は看護署名三五〇〇筆を目標にしています。兵庫のとりくみに習い「署名のお願い・署名用紙三〇人分・返信用封筒」をセットしました。
 「医薬品メーカー・医薬品卸・医療材料問屋」五〇社に初めて協力を訴えました。署名用紙は受け取っても、協力は無理かと思っていましたが、ほぼ毎日返信 があり、渡した署名用紙以上を追加で集めてくれるところまで。四六社が協力してくれました。医療・介護・福祉の切り捨てがすすんで、さまざまな事業者も厳 しい経営にさらされているのです。
 今回のとりくみを確信に、後期高齢者医療制度廃止署名や民医連の介護署名なども積極的にお願いしていくつもりです。
(宮下博之)

県立病院なくさないで!  兵庫・尼崎医療生協

 兵庫県が七月に突如、県立塚口病院(四〇〇床)の統合・廃止計画を発表しました。地元・尼崎市長の反対を押し切り、県議会へ塚口病院の廃止案を提案する としています。この計画の撤回を求め、「県立塚口病院の存続と充実を求める会」が結成され、八月二六日に一五〇人の市民が参加し総会をしました。
 この「会」は、塚口病院廃止を憂慮する船越正信・尼崎医療生活協同組合理事長をはじめ開業医や市民一四人が、「存続と充実の一致点で運動をすすめよう」と呼びかけたものです。
 病院近くの開業医は「塚口病院がなくなると、重症患者の送り先がなくなる」と発言。三歳児の母親は「子どもがアレルギーで発作を起こしたが、塚口病院で助かった。病院廃止は命にかかわる問題」と訴えました。
 行動提起は「地域にもっとこのことを知らせ、県議会あての署名を五万筆集めて、廃止を撤回させよう」というもの。九万円を超えるカンパも寄せられました。
(粕川實則)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気11月号No.205より