認知症支えて
認知症サポーター養成講座 大阪・西淀川・淀川健康友の会
多くの人たちに認知症を知ってもらって、本人や家族たちを見守り、安心して暮らせるまちづくりを展開していきたい!
私は認知症サポーター養成講座の講師であるキャラバンメイトの研修会を受講し、友の会の役員21人を対象に初めての講座を7月の定例世話人会で開きました。
講座はDVDで10分間の接し方を学び、認知症は病気であることなどを学習。実例をもとに、ちょっとだけ見守り、声かけをしたり、手をそえたり、例えば塩と砂糖を間違えたりする時は、砂糖は三温糖などに換えれば間違えないようになる、などと学びました。
認知症を理解して、その人や家族への応援者になっていきたい。自分たちの問題であるという認識をもって、これから何ができるかを考えていきたいと思っています。
(谷口あさ子通信員)
認知棟で職員の太鼓演奏 福井・老健あじさい
7月18日、老健あじさいの認知棟(1般棟30床・ユニット10床)で職員の太鼓集団「いく座」が演奏会をしました。利用者のほぼ全員が参加。あふれる リズムに身体を動かしながら手拍子、目は輝き、顔は笑みがいっぱいでした。飛び入り参加し、昔とったバチさばきで職員と一緒に演奏する人も。拍手喝采でし た。「元気が出ました。ありがとうございました」「昔、太鼓はお寺参りや税金をもってこいの合図、思い出しました」と感想が。ご家族は「職員がお年寄りに 聴いてもらおうと、一生懸命たたく姿が美しい」「元気をもらえました。こんなに喜んでいる母の姿に感激です」と。楽しい演奏会でした。
(松原信也通信員)
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いつでも元気10月号No.204より