「日帰りドッグ班」　　徳島健康生協海部支部

　高知県境、地域に院所を持たない小さな支部・海部支部には、徳島市にある健生病院まで毎年車2～３台に乗り合わせ、日帰りドッグを受けに行く「日帰りドッグ班」があります。
　後日病院から先生に来てもらい、結果説明会も開いていて、支部結成のはるか前から二十数年続いています。交通事情がずいぶん改善した現在でも片道二時間以上かかる土地柄です。
　このドッグへの参加で、即日入院・手術を受けて命を取り留めた組合員さんもいました。今年も六月二二日、一七人が参加しました。
（藤井利一通信員）

健康チェックにどっと60人　　東京・三多摩健康友の会国立支部

　「保険証を忘れたんですけど…」「いりませんよ。どうぞどうぞ」。六月一六日、地域の集会所での健康チェック。初めての方を含め二時間で何と六〇人が受けました。支部恒例・市内巡回ボランティアです。
　「血管年齢が私九六歳だって、ヤだわぁ」「骨年齢がスレスレの数字」。骨密度、血管年齢、体脂肪の測定結果に一喜一憂の皆さんでした。「ありがとうね。今度いつやるんですか？」の問いに「三カ月先ぐらい」と答えると「そん時までによくなってますから」と皆さん。
　一〇人の役員さんがお手伝い、コスモス国立の介護相談も活躍。そして二人が友の会に入りました。
（竹内久安通信員）

健康チェックとバザーが好評　　東京保健生協・南大泉支部

　井の頭公園で年二回おこなわれる東京土建練馬の住宅デー会場で、健康チェックコーナーとバザーを出しています。
　六月二二日はあいにくの曇り空。近隣住民には東京土建組合の職人の包丁とぎとまないた削りは待たれていて、その上健康自己チェックができ、掘り出し物バザーがありと好評です。
　大泉生協病院の看護師の応援もあり、支部委員会のメンバーは血圧、体脂肪の測定方法をマスター、歯周病検査もできます。途中で雨がふりましたが、大急ぎの片付けも和気あいあいで支部の次のとりくみの力になりました。
（末浪和美通信員）

ミニコンサートと健康相談　　宮城・大崎健康福祉友の会

　六月一〇日、ことし最初の定例無料健康相談会（花楽市・商店会主催）を開き、職員、友の会役員九人が参加しました。　
　毎月一〇日開催の「市」でにぎわう商店街、絵手紙、ちぎり絵の常設展示会場で、『いつでも元気』の前掛けを着け、チラシを配りながら「友の会です！」 「元気で長生き、無料健康相談を！」と声をかけ、受診をすすめました。問診、血圧測定、体脂肪測定、健康相談など三七人が受診、好評でした。
　商店街との共同の健康相談会が定着し商工会の役員さんとは顔見知りに。相談会の合間にクラリネットのミニ・コンサートもして心身ともにリラックス。
　同時に、「後期高齢者医療制度」廃止署名の訴え、『いつでも元気』の普及、友の会への入会者も二世帯（五人）に。
　外来患者数が年々減少傾向にあるなか、地域に出て、地域住民の健康と命を守るために積極的に相談会を開くことにしています。
（菅原博志通信員）

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各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.203より