うれしい
テレビみた、と東京から古布 北海道・札幌西手稲健康友の会
後期高齢者医療制度について放送されたNHKの「クローズアップ現代」に西区病院の事例がとりあげられました。二月に再開した療養病棟にかかわって、ボランティアが古布を再生応援するようすが紹介され、皆が古布を切る所がチラッと映りました。
放送後「テレビで出た病院ですか? 古布をぜひ使ってください」との電話が入り、「取りに伺いますのでご住所を」とお礼をいうと「東京」。電話を受けた組織課長もびっくり。
この話は布切りボランティアの最中に報告され、「テレビの影響はスゴい」と拍手。思いを寄せてくださる方の善意を大切に、制度撤回までがんばろうと決意を新たにしました。
(坂野悠紀子通信員、写真・川音光男)
100歳おめでとう 富山・ひまわりデイサービス
利用者の小林太市さんが三月一五日に一〇〇歳を迎えました。小林さんは定年退職後、協立病院で患者さんの車いすの送迎や庭木の手入れなど長い間ボランティアをしてくださった方です。
全員でお祝いしました。大きな花束と、奥さんといつまでもおいしく食事ができ、長生きしてほしいという願いを込めて長寿の夫婦箸をプレゼントしました。
小林さんからは「自分の体が元気な限り皆さんの役に立つ事をしたいと思います」と大変意欲的なあいさつがあり、感激しました。これからも元気でひまわりデイサービスに来てほしいと思います。
(松井弘通信員)
実習にきた医学生が研修医に 北海道・宗谷友の会
うれしい知らせが飛び込んできました。医学生のころ、日本最北の地を訪れた男子学生が「医師の国家試験に合格し、道北勤医協の一条通病院で二年間、初期研修を受けることになりました」と再び、稚内を訪ねてきたのです。
これは、宗谷友の会が「医師としての船出を宗谷岬から」を合言葉に、宗谷での医療活動や友の会のとりくみを医学生に触れてもらう機会を大切にしてきた成 果です。さっそく、宗谷の地でともに医療のあるべき姿を語り合い、医師の道を歩み始めた証として、宗谷友の会から彼に認定証書が授与されました。そして、 地域医療保健研修で再会できることを誓い合いました。
(野村昭典通信員)
百万両の笑顔のミネさん 東京・東都協議会
私たちの仲間である嶺岸宏さんが、二三年間にわたる地域医療活動「水戸黄門劇団の活動」をまとめた『白衣のスターたち』を出版、四月一九日、「祝う会」には職員や友の会の仲間たち、九十余人が参加しました。
「水戸黄門」劇は素人劇団で、健和会グループが五十余年間にわたって発展してきた基礎となった、職員と地域の友の会員が団結する土台のような役割を果たしたユニークな活動です。
毎年、友の会まつりや病院祭などで楽しく力を合わせて演じた「水戸黄門」劇が、多くのエピソードや裏話で描かれていて、自分史であると同時に、民医連を語るようにも思われました。
嶺岸さんは、奥さんと花束を抱え、まさに「百万両の笑顔」でした。
(牛山長重通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気7月号No.201より