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ニュース・プレスリリース

住み続けられる地域づくり

小規模・多機能よりみち開設  東京・すこやか福祉会

torikumi200_06 認知症のお年寄りが住み慣れた町で暮らせるよう支援する施設「よりみち」が、三月二九日、足立区柳原にオープンしました。
 祝賀会には、職員や友の会役員など、一〇〇人近くが集いました。
 この施設は、デイサービスのような「通い」サービスを中心に、利用者や家族の希望に応じて「泊まり」や「訪問」を組み合わせたサービスを提供する小規模 多機能施設。二四時間、三六五日、同じ職員集団が対応します。二五人に対応する予定。
 なお、同法人は、四月五日、埼玉県三郷市にも同じ施設「馬渡さん家」を開設しました。
(牛山長重通信員)

認知症と向き合う映画会  千葉・船橋二和友の会前原ブロック

 三月二四日、団地の自治会館で、認知症をとりあげた「ホーム、スイートホーム」の映写会を開きました。
 元オペラ歌手の父が認知症になり、家の中や街頭で派手に歌い歩く様に、三人の子らが困り果てグループホームの門前に置き去りに…いつ、誰に来るかもしれない高齢期の認知症―。
 映画は明るい結末でしたが、感想会では、「人ごとでない」「認知症になっても介護施設などどこにもない」などの声が。
 同席した保健師さんは「認知症の不安の上に、後期高齢者医療制度と医療改悪まである。はね返しましょう」、と訴えました。
(柏木文代通信員)

6分の渋滞解消に230億円?  富山医療生協

 国道八号線の「高園交差点~新屋交差点」間を高架化する計画がもちあがっています。テレビの「朝ズバ」も、国交省のムダづかいと報道しました。
 豊田地域五礰を二三〇億円で高架化し渋滞解消する、国交省の説明資料では朝のラッシュ時にこの区間を通過するのに六分かかり、これを解消するというも の。しかも住民に十分な説明もせず意見も聞かず短期間で決定しようとしています。
 二月に「国道八号線高架橋に反対する沿線事業者連絡会」、「高架化を考える豊田地区住民連絡会」を立ち上げ、沿線に立て看板を設置しました。さらに「住 民の納得と合意なしに高架化を決めないで」という署名を作って周辺地域を訪問。住民から「納得できない」などの意見や疑問が出ています。
 この高架化で富山医療生協にも影響が。協立病院入り口の道路がなくなり、三階病棟の窓際に車が走るように、生協本部や、豊田ふれあい薬局も移転、福祉総合センター「ひまわり」の駐車場も狭くなるなどです。
 計画を知った組合員も、短期間に一〇〇〇筆署名を集めました。
(松井弘通信員)

地元の文化祭に呼ばれて  長野・伊那谷健康友の会

 下久堅地区に友の会が発足して一七年、今年初めて公民館主催の文化祭に出展依頼がきました。「こんな機会はまたとない」ということで、いままでの会の歴史、班会風景、検尿チェックコーナー、お茶コーナーと設定し多くの皆さんにみていただきました。
 当日は、小学生、若い母親、休会中の会員さんと立ち寄っておしゃべり、お茶会、検尿と楽しい一日でした。バザーや書、俳句…どこでも友の会会員さんが活 躍していました。私たちの活動はまだまだ宣伝不足、もっと多くの人たちに声をかけていかなくてはと思いました。
(熊谷光栄)

しっかり学び、じっくり交流  大阪・医療生協かわち野

 三月二〇日「支部長・支部運営委員学習交流集会」をおこない、一〇三人が参加しました。
 午前は三月に楠根診療所の在宅医療を報じた「報道ステーション」などをみて学習を中心に。昼食休憩時には、「ハワイアンフラダンス班」が素晴らしい舞を 披露。午後からは一二分散会で、学習の感想や支部活動を交流。ほとんどの組合員が初対面のはずですが、旧知の友のように打ち解け活発に交流しました。
(吉田満通信員)

市交通局土木課と懇談  北海道勤医協札病・札歯友の会

 三月一四日、札幌市交通局と「地下鉄菊水駅」の状況についての懇談会・現地視察をおこないました。町内会からも参加してくれました。
 きっかけは〇六年~〇七年におこなった「街なみウオッチング」。改善が必要だと思われる結果を持って市議会議員に相談し、道路は土木課、地下鉄駅は交通 局が担当とわかり、懇談にこぎつけました。当日は、現地視察の後意見交換しました。
 交通局からは「予算の関係で持ち帰りの課題もあるが、駅周辺案内図の補助掲示など、すぐできることはやりたい」、区土木課は、要望通りだと感ずる点は検討したい」とこたえました。
(小野幸夫通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気6月号No.200より