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ニュース・プレスリリース

後期高齢者医療制度中止を!

「つぶすまで、やります」  山梨・峡西健康友の会

torikumi200_02  三月の梅が咲きほころぶ季節も、身延の山すそは冷たい風が吹いています。そんな中を友の会員さんは仲間と一緒に「後期高齢者医療制度中止・撤回署名」三八 〇筆を集めました。会員さんは、歯科受診の時、窓口に置いてあった署名用紙を見て、「こんな悪法は絶対につぶさなくては」と署名用紙をたくさんとりよせ、 日ごろ語り合っている四人で町中の一軒一軒を廻り、反対署名のお願い文と署名用紙を配りました。
 「長年社会に貢献してきた高齢者の大半が、年金暮らしで食べていくのがやっとの生活、そこにさらに、年金からの保険料天引きは絶対に納得できない」「こ の制度で食べていけない人が出ることは、自分たちだけの問題ではなく、後に続く若い世代にも、こんな厳しい制度を残せない」と話し合ったそうです。
 町には高齢者が多く、今回ばかりは、日ごろ署名に興味を示さない方が署名用紙を家まで届けてくれたり、しっかり書いてくれたりと大きな反響が。「まだま だ、法案をつぶすまでたくさん集めます」と語られました。
 『いつでも元気』の購読と健康が話題になり、今後、友の会班会を開催していこうとなりました。
(赤池八重子)

怒りの座り込み宣伝  石川県健康友の会連絡会

 県の広域連合から後期高齢者のハガキが届きはじめました。「これは何だ、失礼な」「障 害のある私はどっちを選んだらいいのか」などの問い合わせが友の会事務所などにも来ます。「すべての世代に関わることだ」と、三月二三日、民医連と共同 で、金沢市内中心部の中央公園前でテントで座り込みの抗議と宣伝活動をしました。
 一〇人以上がリレートークし、参加者にも一言メッセージを書いてもらいました。 「江戸時代でも高齢者は大事にされた!」「若いころ戦争があり苦しい生 活をしました。今八〇歳を前に、また苦しい思いをしなければならないのですか」と、怒りに満ちています。署名には若い人も応じ、五〇余筆集まりました。
(亀田良典)

老人クラブにも声をかけ  北海道・十勝勤医協開西友の会

 三月九日、当友の会は、後期高齢者医療制度の学習会を開き、地域の一八老人クラブ会長さんも誘い、四八人が参加しました。
 北海道後期高齢者医療広域連合の中橋議員(幕別町議)を講師にこの制度のねらいや、主な内容と問題点、連合議会で改善させた事など、わかりやすく学ぶことができました。
 参加者からは、次のような意見が。「年金から天引きは、個人の財産にかってに入り込み、泥棒ネコと同じ! 憲法違反だ!」「どんどん生きづらくなってくる、何とか止めて」
 また、保守系の元議員だった老人クラブ会長からの「国の政策が変わるまで待っていたら遅い。その前にどんな対策があるのか」などの質問にも、ていねいに答えてもらいました。
 「今日のように自分の住んでいる地域から声を出し、自治体の行政へ、最終的には、国政選挙です。ともに中止・廃止を目指しましょう!」という講師に一同、元気をもらいました。
(石澤英子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気6月号No.200より