地域の介護・医療を
ヘルパー救命講習を受ける 北海道・江差友の会 ヘルパーステーションゆいっこ
私たち“ゆいっこ”のヘルパーは、昨年一一月に普通救命講習会で修了証をいただきました。「仕事をする上で救命技能を高めた方がいいのではないか」 と受 講し、皆汗だくで心臓マッサージ、人工呼吸、AED(心臓電気ショック機械)の使い方、止血、誤飲時の対処法などダミー人形を使っておこないました。
最後にダミーちゃんと一緒に記念写真を。講師の三人の消防士に感謝です。
(柳谷志美子)
7年目・高齢者訪問 千葉健生病院健康友の会
友の会が高齢者訪問を始めて今年で七年目になります。七五歳以上の会員さん宅を、手作り品を持ち訪問する活動です。今年は一五地域で二二八人に会うことができました。
昨年度から、職員の参加が増え、地域も広がり、どこでも喜ばれましたが、高齢者の状況や悩みも浮きぼりになりました。
Aさんは、自分の住む地域の会員さんを六〇軒近く訪問、「元気」という人は、九七・五%ですが、腰やひざの痛みで通院中が多く、運動もしたいが近くに施 設がない。また独居の人は「外は嫌い」「人に会いたくない」という人も。そして家族同居では、息子と父親、息子と寝たきりの母親など、息子の負担がいかば かりか、胸が痛んだ、と語っていました。後期高齢者医療制度の署名も「年寄りは早く死ねということね」といいながらも七二筆集まりました。
(伊藤則子通信員)
うれしい療養病棟再開!! 北海道・札幌西手稲健康友の会
勤医協西区病院では一昨年の七月から療養病棟(四八床)が閉鎖されたままで寂しい思いをしていましたが、このたび療養病棟としての再開が決まりました。
ボランティアさんたちは、一年半ぶりの車イスの清掃に汗を流し、「使っていなくても、ほこりはたまるもんだね」といいながら何となくうれしそう。
目まぐるしく変わる国の医療制度に翻弄されて療養病棟休止、そして考えぬいた結果の再開、そのたびに職員も大変だと思います。二月一日の再スタートの 日、病棟ロビーで、患者さんが見守る中でのテープカットは感動でした。準備にかかわったボランティアさんの笑顔が印象的でもありました。
(坂野悠紀子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気4月号No.198より