08年も元気いっぱい
留学生が民族衣装で特別出演 長崎健康友の会
一月二〇日、長崎健康友の会は「新春のつどい」を開き、一七五人の参加で盛り上がりました。特別出演は太極拳演技と、中国からの若い女性留学生・廖明智さ んでした。彼女はアルバイトをしながら長崎大学大学院で音楽を学んでいます。廖さんは民族衣装で登場。参加者は彼女のひょうたん笛にびっくり、歌もすばら しい声で、みんなうっとりでした。
三つのブロックからの出し物はダンスに日本舞踊、寸劇にマジックさらに相撲甚句と多彩で、カラオケは二人だけでした。今回は、三つの院所職員の出し物が 好評で、出演をためらった診療所からは「来年はなんとかせんば」との声が聞かれました。
(山之口努通信員)
高齢者いじめ「許せない」と 北海道・きずな健康友の会 ミニ・デイホーム「絆の家」
一月一二日、〇八年初めての絆の家に、吹雪でしばれる中、二五人が集まりました。「玄米にぎにぎ体操」で身体をほぐし一日が始まりました。
席に着くなり「後期高齢者医療制度」について盛んに話し合っているグループ、干支のネズミの小物作りをするグループ、草履づくりをしているグループの三つにわかれました。
小物作りをしながらも「後期高齢者医療制度」のことを話しており、「高齢者いじめの上、若い世代にも負担をおわせるこの制度は中止しかない」ということ に。函館市の説明会や社保協主催のシンポジウムにも誘い合って参加することになりました。
(大田夏美)
新春のつどい 勤医協札幌中央区友の会
一月一九日、勤医協札幌中央区友の会の「新春のつどい」に、五五人が参加しました。
「ひょっとこ踊り」やお食事会の仲間による「踊り」、カラオケサークルの寸劇など、大変盛り上がりました。この勢いで後期高齢者医療制度反対の運動や友 の会員の拡大、「いつでも元気」の拡大にとりくもうと話し合いました。
(猪瀬正晴)
手作りお節で小さな幸せ! 福岡・ふくおか健康友の会 東・東支部城浜班
団地にはひとり暮らしの高齢者が多くいます。「また正月が来たね。年を一つとるだけ。 正月の用意もできんし、楽しみもなか」と寂しそう、若い時には家族みんなで雑煮の餅やお節料理を食べて話に花を咲かせたことでしょう。せめて楽しかった正 月を懐かしんでもらいたいとおせち料理作りを始め、今年で三年目です。
ヘルパーさんなどからの野菜、海老のカンパが身にしみます。ささやかですが美しい詰め合わせができ、おおみそか、若手の会員が三〇人の方に配ってくれて 「受け取った方たちのうれしそうな照れた笑顔に寒風の中、心温まりました。今年末は味付けの継承を仕込まれそう。思いやり、善意の気持ちが繋がるってこう いうことですね」の報告をくれました。
(甲斐鏡子)
楽しかった~ 宮城・泉病院友の会
一月二六日、泉病院友の会の「新春のつどい」を開きました。フォルクローレ「エル・アルマ」の演奏は、哀調のあるメロディーと、軽快なリズムのハーモニーがすばらしく、心浮き立つものでした。
社交ダンスサークルに出演した佐藤さんご夫妻(奥様はパーキンソン病)のダンスは、参加者に勇気と大きな感動をよびました。
職員有志の寸劇「タミさんが倒れた日」(パート26)も役者の迷演技に抱腹絶倒。
おいしい御馳走と出演者の演奏や演技に大満足、参加者の笑顔は輝いていました。
(吉野常夫)
新春のつどい 京都・乙訓医療生協
一月二〇日、九三人で「新春のつどい」を楽しみました。
職員プラス組合員有志によるコント「長生きは悪いことですか?」は、会場をしばしば爆笑の渦にしました。政府の高齢者いじめを診察室や診療所窓口、公園 ベンチでの高齢者同士の会話に仕立て、顔なじみの看護師さんや職員さんが名優ぶりを発揮、客席からは「そうや、がんばれ」の声も飛び、客席とのかけ合い漫 才も。「これはようわかる、駅前でもやったらどうや」の声も出ました。
今回初登場企画は「福笑い」。目かくしして、おかめの面をつくるゲーム。支部対抗で大笑い、応援合戦で盛り上がりました。
(清原巳治通信員)
雪のない中での初詣 石川中央西健康友の会
通所リハ恒例の初詣は、一月一一日(一回目)に、参加者は通所リハの患者さん、職員、 ボランティア総勢二八人、福祉バスで鶴来町の白山比神社へ。 昨年まで雪は少なくても道の端に雪の山が見えたのですが、今年、金沢市内は暖かなお正月を迎 えました。温暖化の影響で雪のない初詣、私たちは助かりますが…。
バスの中で職員から「昨年お願いした件に関しては、お礼をいって、また新しく今年の分をお願いするのですよ」。
一一日ともなると人もまばらで、ゆっくり参拝できました。帰りは、皆の顔も明るく、お賽銭もあげたし、昨年のお礼もすませたから、良い年になるね。とニコニコ帰りました。
(松村和子通信員)
うたごえで新春フェス 石川・金沢北健康友の会
友の会の〇八年新春フェスティバルに「うたごえ」を企画しました。これまでホテルでの 会食だった「新春のつどい」を「もっと多くの会員さんと、楽しみたい」と、三年前から、文化行事に切り替え、地元の民謡グループや演歌歌手、アンサンブル 金沢の弦楽四重奏、昨年はナタシャー・グジさんの歌声と、バラエティーにとんだ企画で喜ばれてきました。
今年は「歌声喫茶新宿ともしび」を呼び、金沢市内のうたごえの仲間などからも協力をもらいました。
会員さんからも「若いころ、唄ったあのうたごえですか?」との問い合わせや、音楽堂の行事案内を見て、「整理券とチラシを送って。友だちも誘って行きます」と電話が掛かります。
期待に応えて楽しい集いにしようと皆で歌える唄を選んだり、子ども連れのお母さんにも参加できるようにと、パネルシアターの導入など、スタッフも大わらわです。
(鍋野正道通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気4月号No.198より