学んで力に
「後期高齢者医療制度」出前で 鳥取・米子医療生協
いろいろ問題のある「後期高齢者医療制度」について、各地で勉強会を開いています。出前講師は、「組織部長」福嶋晴彦さん。「成人の日」の一月一三日は和田公民館で開かれました。
「長生きはダメです」とならないように、この法案はきっぱりやめさせましょう。
(岡村淑恵通信員)
映画「シッコ」の上映運動 東京・城南保健生協
いよいよマイケル・ムーア監督の映画「シッコ」の大田区上映運動が始まりました。城南三法人を中心に実行委員会を作って進めています。大田区や社会福祉協議会の後援もいただきました。東京民医連西南ブロック運営委員会としても成功させようととりくみをすすめています。
この映画を見た方は本当にショックを受け「アメリカを反面教師に」「たくさんの人に見てもらおう」と呼びかけています。
(植田栄一)
貧困と労働者の健康でセミナー 鹿児島県民医連
昨年一二月一~二日に鹿児島市内で「人間らしく働くために~蕫格差社会と働くものの健康﨟」をテーマに九州各地から四八五人が初日、二日目の会場を埋め尽くし、学習と交流を深めました。
記念講演は中野麻美弁護士の「労働ダンピング~雇用の多様化の果てに~」。最近では労働をコストと見なし、多様な雇用形態が生まれてきており、人件費だ けでなくて、物件費としても買い叩きの対象にある、非正規雇用は正規雇用の調整弁ではなく、正規雇用を減らすことを目的としているなど、深刻な実態を指摘 しました。
シンポジウムでは、青年、トラック労働者、個人営業主の連合会事務局、産業医、県労連のセンター相談などの五人のパネラーが雇用と格差社会と健康問題に ついて告発。伊藤周平氏(鹿児島大学教授)がこれらを受けた内容での講演をしました。
分科会は、青年、労働者のメンタルヘルスと職場復帰、職場の労働安全衛生活動、長時間労働と過労死、アスベスト問題、じん肺、医療・介護・福祉の現場か ら見た働く人々の健康問題の八つ。四四〇人が参加し討議しました。当民医連からも三〇人以上の職員が参加し、分科会で発表や講師、座長などを務めました。 来年は沖縄開催です。
(坂本俊一郎)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気4月号No.198より