事業所の話題
学術運動交流集会ひらく 長野地域連絡会
一二月一五日、長野地域連絡会学術運動交流集会が開かれ、約一〇〇人の組合員、職員が参加しました。昨年に続き二回目となった今年は、各職場から三六の演題が寄せられ、四分散会で発表をおこないました。
長野中央病院副総師長の笠原洋子さんは、「看護現場への復帰を支援~ママさんナース交流会のとりくみ」と題し、危機的な看護師不足の中、産休や育休の職 員が辞めずに不安なく職場に復帰できるよう、昼食会をおこなってお産や育児相談に乗っていること、復職に向けた研修会を開き、好評であることなどを報告し ました。参加者は、改めて看護現場の厳しさを認識でき、自分たちも知り合いを紹介するなど、できることをしたいと感想を寄せました。
閉会式では各分散会ごとに「優秀賞」の表彰が、賞状と記念品が贈られました。
(新村紘士通信員)
百人一首が流行 群馬・介護老人保健施設とね
現在、老健とねではひとつのゲームがはやり始めています。それは「百人一首」。きっか けは一人の利用者様が「誰かとやってみたい」とお家から百人一首を持ってきてくれたこと。今まではお昼を食べ終わるとほとんどの人が横になっていたため 二、三人で遊んでいましたが、徐々に増え、今では七人で週二回お昼休みに楽しんでいます。
皆さん昔鍛えた腕前が衰えることなく、上の句をきいてすぐに「はい」と札を取り、活気に満ちています。真剣に集中している中でも、笑いや笑顔がとびかい ます。とても良い雰囲気でコミュニケーションがおこなわれていることは、身体の活性化や心のリハビリに重要です。
今後は他の曜日の利用者様にも広げて大会などを開き、心と身体のケアをおこなっていきたいです。
(桑原博史)
デイサービスを開設 佐賀県医療生協唐松支部
待望の事業展開として、唐津市山本に「デイサービスやまもと」を開設しました。一一月 二四日の開所式に一一〇数人が参加。地元区長のあいさつに続いて、開所を祝う華やかな踊りが舞われて大きな拍手が起こりました。理事長は開所挨拶で「利用 される方々の目線でもって、豊かなケアを」との職員さんに対してのやさしく心強い訓戒の言葉もありました。一二月一日から本格的に始動しました。
(田辺義彦通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気3月号No.197より