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ニュース・プレスリリース

許すな後期高齢者医療制度

年金者一揆集会に80人  富山医療生協町づくり委員会

torikumi196_02 一一月八日午後二時、全国の行動に呼応して「富山年金者一揆集会」が開かれました。
 「富山の医療と福祉と年金をよくする会」の吉田修事務局長は「後期高齢者医療制度」は医療費の削減だけが目的であり、高齢者を目の敵にしている。いま民 医連がすすめている「後期高齢者医療制度中止署名」を多くの県民に広げ中止させようと呼びかけました。
 この後、市内の目抜き通りをデモ。参加した六九歳の男性は「政府は年金を自分のものと思っているのか。介護保険料や国保料が強制的に引かれるとますます生活が苦しくなる」と話していました。
(松井弘通信員)

生きる希望さえ奪うのか!  北海道・十勝勤医協栄友の会

 一一月一四日、北海道後期高齢者医療広域連合の中橋議員(幕別町議)を講師に後期高齢者医療制度について学びました。
 制度のねらいが医療費抑制であること。さらに住民の声が反映しにくい広域連合議会の内容にびっくり。全道一八〇市町村から定数は三二人しかなく、第一回の臨時議会は、質疑時間全体の九五%が日本共産党の二人の議員が質問し、問題点を明らかにしたそうです。
 参加者からは「若い人に迷惑かけたくないのに」「保険料は一人一人なのに減免が合算とは矛盾!」「包括払いで医療を制限するとは許せない!」と、怒りが。
 講師は、十勝管内一市一八町村中、一一自治体が国への意見書を出したこと、友の会が老人会に署名の申し入れをするなどの運動が力となっている、と報告。署名をさらにがんばろうと確認。後期高齢者医療制度は中止しかない。
(石澤英子通信員)

広域連合議会に陳情・宣伝  北海道勤医協札幌病院

 一一月二二日、広域連合議会(以下議会)の開会前に道社保協・道民医連など約三〇人で宣伝しました。横断幕やのぼりなどで議会に出席する議員に「保険証取り上げはやめて!」「払える保険料に!」などと訴えました。
 このようすは地元テレビが取材し、議会の報道とあわせ夕方のニュースで流しました。議会傍聴は六〇人を超え、満席に。
 北・石狩健康友の会などから四件の陳情が出ましたが、すべて不採択。しかし「均等割額の引き下げ」や国・道への意見書提出など、運動の反映もありました。
(小野幸夫通信員)

あわら市長と語る会  福井県医療生協

 一〇月二二日、坂井ブロックと医療生協金津支部があわら市長と初めて懇談しました。
 後期高齢者医療制度や、市の介護が話しあいの主な柱でした。「長生きしてすみません」など二種類のビラを渡しながら後期高齢者医療制度見直し、撤回表明を迫りましたが「負担の公平性」を盾に、逃げられた感が。
市長も市担当者も高齢者の声を聞いていない模様。市の担当者を呼んでの学習会を通して、声を届ける必要性を感じました。
 また、ブロックとしてとりくんでいる介護予防拠点づくりへの援助も約束がもらえず残念。ほかの問題についても話し合い、今後も機会を持つことを約束しました。
(齋藤治孝)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気2月号No.196より