県連節目研修で 富山大空襲の戦跡へ 富山民医連
【富山=新保光男通信員発】九月二一日、県連の節目研修で、昨年の二年目研修の一グループがまとめた「富山大空襲戦跡まっぷ」をもとに、戦跡めぐりをしました。
六二年前の八月二日夜、二時間にわたる空襲で五二万発もの焼夷弾が富山市内を焼き尽くし、大きな犠牲を出しました。その痕跡が今も欠けた石灯籠や狛犬、へこんだ鐘楼、慰霊碑に残ります。
富山大空襲を語り継ぐ会の和田雄二郎事務局長の案内で、話を聴きながら見ていると、当時の様子が目に浮かぶようで、切なく悲しい気持ちになりました。
参加者は「毎日通っている道が今日は違って見えた。こんな身近にある傷跡を子どもたちに教えたい」「九条を守るためにも風化させず語り継いでいくことが大切」と感想をのべていました。
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