みんなで学んでます
学習とジンギスカンと 北海道・遠別友の会
遠別町で「遠別友の会学習交流会」をおこない、職員と家族、友の会員四九人が、学んで食べて、交流しました。
骨密度測定では、ホッとする方、骨の衰えに戸惑う方。続いて、医師から「骨粗しょう症の予防法」についてききました。最後は転倒予防体操で、かかと上げ をみんなでおこないました。会場からは「これなら炊事の合間に簡単にできるわね」という声も。
学習後は、ジンギスカンや旬の果物を味わいました。地元農家が育てたメロンとスイカが好評でした。子どもたちは、大喜びで甘~い果実にかぶりついていました。
(野村昭典通信員)
市の出前講座「住民税なぜ?」 北海道・きずな健康友の会
八月三日、ミニ・デイ「絆の家」に函館市出前講座を呼び「税源移譲でなぜ住民税が あがったか」の説明を聞きました。市職員は定率減税の廃止・所得割の改定による、と説明。参加者は、小渕内閣時代に定率減税は恒久的減税といっていたが、 低所得者に厳しすぎる、介護保険料に連動するのでは? など意見を出しました。
また「固定資産税の案内がきた。年数が経過し修理費に追われている家の家屋税が安くならないのはなぜか」など、担当外の質問にも、市職員はていねいに回答していました。
終了後、来年四月からの「後期高齢者医療制度」のことが話題になり、『元気』読者の集いで、八月号を使った学習会を計画しました。
(大田夏美)
医系学生・職員で連続講座 東京・立川相互病院
職員・医系学生みんなで医療や社会のことを学ぶ「医療連続講座」を八月二〇~二三日に開催、のべ参加者はなんと一五六人!
四日間のテーマは「院内感染対策」「赤ちゃんにやさしい病院」「差額室料/医療制度」。 そしてメイン企画はジャーナリストの堤未果さんの講演「私の国 が持つ貴いもの~アメリカ格差社会と戦争からみえてきたもの~」。参加者から「憲法九条が、世界の中で重要な位置を占めているとがわかった」「戦争は悪い と思っていたが、今何が起きているかにあまりに無関心でした」「私たちはもっと世の中に関心を持つべき」などの感想がありました。
(小倉淳)
紙芝居で班会 奈良・健生会友の会
今年初めて「夏の月間」を設け会員拡大や班会にとりくみました。これは、毎年五月の健康まつり後から秋の「月間」までの間の活動の中だるみをなんとかしよう、と知恵を出したもの。会員拡大は例年より進みました。
また、職員が担当地域の班会で、全日本民医連の紙芝居「生きる力を奪うのか」を上演。「後期高齢者医療制度で保険料を引かれたら年金がなくなる」など、怒りと不安の声が。
まだまだ、後期高齢者医療制度は知られていません。これからも紙芝居を使って大いに広め運動を盛り上げます。班では「危機打開」署名も一緒にしています。
(馬場千恵子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気11月号No.193より