元気いっぱい
昼食バイキング 群馬・老健施設とね
六月二〇日に昼食バイキングをおこないました。ちらし寿司、うどん、茶そば、きすのマリネ、鶏の照り焼き、スパゲティサラダ、きゅうりの梅和え、マーボーなす、フルーツポンチ、果物(スイカ・メロン)、飲み物…と、夏らしいさっぱりとした料理がテーブルに並びました。
席の並びも変え、普段とは違う雰囲気に利用者様もワクワク。料理が並ぶと「何から食べよう?」と目を輝かせ、お皿に手をのばしていました。中には、隣の 人に取り分ける方もいて、「欲張って食べちゃった!」「スイカは初物だよ」と会話も楽しんでいるようすでした。
お寿司や麺類は人気があり、色鮮やかな料理に視覚も刺激されたようで、普段食が細い方たちもおかわりをしていました。
今回の企画を通して、「食べたい」という思いが利用者様の意欲にもつながると実感。「食べる」ことの大切さを考えさせられました。「次は音楽を流してみ よう」という意見もでて、今後も発展しそうです。おいしい昼食を、朝から準備してくれた栄養課にも感謝です。次回のバイキングのメニューが、今から楽しみ です。
(千明香織)
食事会14年、新たな挑戦へ 京都民医連第二中央病院健康友の会
旧安井病院時代に、活動方針の一つとして、一人暮らしや高齢者世帯向けに、月一回 の食事会を九三年から始めました。「おいしかった」と笑顔でいわれるお礼に、ボランテイアも励まされてきました。食後に友の会合唱団のメンバーが来る「歌 う会」も楽しみの一つです。大事な訴えなども、この場で伝えています。約四〇人が楽しい一時を過ごしています。
このたび、長年借りていた会場が使えなくなり、次の会場が見つかるまで、いったんお休みになりました。
どの地域でも、食事会開催を阻むのは場所がみつからない、という問題。今後も継続を望む会員さんが多く、どこの地域にも、誰もが気軽に使える、集会場を作る運動は、まちづくりに欠かせないと思います。
統廃合して使用可能な小学校跡など、京都市長選挙の要求にあげて、幅広い人たちと運動を広げて実現したいと思います。
(那倉伸治)
花楽市で「無料健康相談会」 宮城・大崎健康福祉友の会
七月一〇日、商店会主催の花楽市商で二回目の「無料健康相談会」を実施しました。 「市」は毎月一〇日に開催。にぎわう商店街で、職員、友の会役員七人が『いつでも元気』のエプロンを着け、チラシを配りながら「友の会です」「元気で長生 き、無料健康相談会を!」と声をかけてすすめました。問診、血圧測定、体脂肪測定、健康相談など二三人が受け、好評でした。
商店街と共同した健康相談会は珍しくないと思いますが、相談会中に町の健康福祉課とともに「健康体操」もおこないました。憲法や社会保障充実を求める署名も五三筆集まりました。
保健活動部では、今後も参加していくことにしています。地域住民の健康と命を守るために積極的に要請に応えるよう努力したいです。
(菅原博志通信員)
友の会デーにて 千葉・船橋二和健康友の会
友の会デーでは、衣料品、雑貨類のバザールが大人気です。農民連出品の新鮮な野菜や鉢ものの花も、催しが終わるころには完売します。
この日は晴天で人出も上々、病棟や外来患者さんが看護師に付き添われ、楽しそうに衣料品を選んでいました。会場には高齢者部のお茶の接待もあり、旬のス イカの切り売りにお客さんは「甘い、甘い」と大喜び。このような催しが身心の病気を癒し、人の輪ができ、友の会が地域に根を張る強い力になるのだとあらた めて感じました。
(柏木文代通信員)
ワラビたくさん採れた 富山医療生協奥田支部
六月二日、支部の健康班会として岐阜県・流葉にワラビ採りに出かけました。おいしい空気をいっぱい吸い、病気がちの人も、一人暮らしの人も、元気を出そうと呼びかけ、二〇人が参加し、一泊しました。
現地に到着してすぐ、ワラビ採り。一時間程で袋一杯になり、夕食は持ち寄った料理とお酒で乾杯。この行事に初めて参加した方が医療生協に入って、いっそう盛り上がりました。
翌日は朝五時からまたわらび採りへ。たくさん採れてみな笑顔満杯、身体の弱い人も、「元気をもらった」と大喜びでした。
(松井弘通信員)
手芸サークルで「布ぞうり」 奈良・郡山健康友の会
「友の会」手芸サークルは、毎月一回定例で開催しています。七年前に三人の有志で 発足、今では二五人となり、交流の輪が広がっています。八〇歳を超える方、家族の介護をしている方なども、いつでも気軽に参加できる、がモットーです。 パッチワーク、人形、ブローチ、草木染め、張り絵などなど、半日でできるものも一カ月以上かけて作るものもあります。
作品を仕上げ、持ち寄って、話をしながら楽しく過ごしています。七月は大人気の「布ぞうり作り」とあって、参加希望が多く、友の会にも新しい仲間が二人増えました。
(桑江博子)
「自分の元気度アップや!」 大阪・医療生協かわち野
「ふれあいセンター」開所から一年四カ月。ボランティア活動がだんだん活発になり、登録者が六〇人をこえています(目標一〇〇人)。畑、教室もの、得意技、見守り、案内、お掃除、散髪、散歩、行事ボランティアなど、内容も多彩です。
実際には、入れ替わりが多く、お互いの顔も知らないのが現状です。そこで七月二八日に「ボランティアごくろうさん交流会」を開きました。
朝から作ったばら寿司を食べながら、自己紹介し、楽しく過ごしました。この会での結論は、「一線を退いた自分の生きがい、楽しみ、そして、元気度アップで、仲間をどんどんふやそう」でした。
(冨田智和)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気10月号No.192より