高齢者調査のフォロー 気になる患者さん訪問 京都民医連第二中央病院
【京都=那倉伸治通信員発】京都民医連は六~七月が「人権のアンテナの感度を高め合う月間」。全職員が学習し、訪問に出て、後期高齢者医療制度や生活相 談などを知らせ、署名をすすめることが目的です。対象は昨年の高齢者実態調査で再訪問を要する人たちや「気になる患者さん」です。
当院でも看護師、薬剤師、リハ技師、栄養士などが二人一組で訪問しました。外来事務課の職員は、国保証の有効期限が切れている患者さん宅を訪問。「保険料と税金が重く生活を圧迫している」との話を聞いてきました。
「住民税の通知は届いたが、高くて払えない」「国保料は支払いを延ばした」「年金が少なく生活はたいへん」「五つの病院にかかり負担が月四万円」など深 刻な話が多くだされ、「後期高齢者制度は困る。止めてほしい」と署名に応じてもらいました。職員から「自公政府の悪政にいきどおりを感じた」など感想があ りました。
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