看護学校の新入生が平和フィールドワーク 近畿高等看護専門学校
【京都発】当校の一年生が七月五~六日、舞鶴の一泊研修の平和フィールドワークを行いました。五年前から実施しています。
事前準備で立命館大学国際平和ミュージアムの見学や元従軍看護婦の講演を聴きました。
京都から観光バスで約二時間、五老ヶ丘の展望台から舞鶴湾を眺め、島じまにある弾薬庫や護衛艦、自衛隊基地など確認しました。遊覧船から間近にイージス 艦や高速ミサイル艇、哨戒(しょうかい)ヘリと航空基地を見ました。また、舞鶴健康友の会の吉見定幸さんから軍国少年時代の話を聞きました。
帰ってから学んだことをグループで『平和宣言』にまとめました。学生らしくユニークな発想です。一致して学んだことは「戦争は絶対に反対!」「看護師は 命を守り助ける仕事、戦争とは正反対」でした。「憲法九条を守りたい」「何か行動を起こすことが大事では」など、一人ひとりが考えました。(山口咲子、専 任教員)