8月18日 「華陽平和フェスティバル」 岐阜
岐阜ではこの夏平和活動として平和企画を各院所で創意工夫でもって行われました。
華陽診療所では岐阜健康友の会華陽厚見支部、華陽9条の会、生活と健康を守る会田神班、新日本婦人の会華陽班、ひまわり協同保育所、生協平和委員会、年 金者組合華陽分会、森ひさえ市議会議員と地域の団体・個人と一緒になって実行委員会を作り8月18日(土)に華陽診療所にて「華陽平和フェスティバル」 (青木医師実行委員長 柴山 事務局長)を行いました。
会場は広島・長崎の戦跡の写真、長崎での07年8月9日原水禁世界大会の記録、07年4月13日~15日に行われた沖縄・辺野古連帯支援行動の記録を伝 えるパネル展示、生協平和委員会による朗読、岐阜合同法律事務所の林弁護士から「押し付けられたのか?日本国憲法」として憲法制定の歴史をわかりやすく説 明していただきました。狭い診療所は80名を越える参加者で賑わい、食の体験として振舞われた「すいとん」を食べた方の中には懐かしさのあまり「当時は本 当に食べ物に苦労してね・・・」と戦時中の体験を話す方もいらっしゃいました。パネル展示は9月末まで華陽診療所にて引き続き行う予定です。また現在の日 本の国際関係が国民が希望もしていない「アメリカ追従型」で今度は中国を「仮想敵」としていますね。私はこの平和フェスティバルを通じて、私たちが「戦争 をしない」「憲法9条と25条を守る」「人間らしい暮らしをするんだ」と平和を願う「ぶれない心」を大切にして「私たちがどうすればよいのか」を良く考え る良い機械になったら良いなと思っています。
今回の平和フェスティバル内では先の平和学校で安斎育郎先生が立命館大学での「わだつみの会」で「私は平和に何が出来るか」をテーマにブレインストーミン グ法による参加型企画の事例を参考にして、同様に壁に模造紙を貼り付けて参加型の企画を行いました。岐阜ではちょっと斬新的なアイデアだったのか、少し意 見が少なかったのですが、「このアイデアはいろんなところに使えるね!!今後も続けてください!」
と暖かい言葉をいただきました。
ちなみにポスターは実際に地域の「絵手紙サークル」の方から作品を提供していただき、本物を貼り付けるという「全てオンリー・ワン」のポスターを周辺地域に貼り付けなかなかの好評をいただきました。
また、みどり病院では地域の方を集めて「盆踊り大会」を行い、地元ならではの郡上踊りを職員が披露し、平和の一環として映画界を行いました。
華陽診療所 柴山靖章