双子ちゃんも平和行進に　　滋賀・膳所診療所

六月一七日、彦根市役所～東近江市役所までの平和行進です。朝は曇り空でしたが、昼からは陽差しがもどり蒸し暑い一日でした。 　過去に『いつでも元気』の表紙を飾った双子たちをはじめ、職員の子どもたちが平和行進に参加しました。周囲のおとなたちも励まされ、元気に平和行進。平 和の大切さ、核兵器のない世界をつくるために…行進の意味を理解してくれたかな？ 　我々、おとなも子どもたちに何を残さなければならないか。がんばらなくては！ （田村誠）

 

憲法9条のシール投票が好評　　奈良・日の出診療所

憲法9条のシール投票が好評です。妖怪ぬりかべ型「投票板」に人が入って訴えると目を引きます。五月二七日の健生会友の会健康まつりでスタートし、毎週 駅前でも呼びかけています。まだ三回の行動ですが、九条を「守る」に三九五票、「変える」に八票。この投票板は病院玄関の訴えでも使うことにしました。 （高崎大史）

 

自衛隊が武装して市中行軍　　兵庫・尼崎医療生協

自衛隊の「情報保全隊」による大規模な国民監視活動への批判が高まっているなかで、六月一一日、陸上自衛隊伊丹駐屯地（兵庫県伊丹市）の約七〇人の自衛隊員が、武装し、迷彩服を着て川西市の市街地を行軍しました。 　伊丹駐屯地を出発した自衛隊の武装部隊は、猪名川を北上し、川西市の市街地を縦断。憲法九条改悪の策動に呼応するかのような白昼の軍事訓練に、沿線住民は驚き、地元の平和団体が抗議しました。 （粕川實則）

 

９条バザール　　千葉健生病院健康友の会

六月九日、まくはり九条の会と友の会九条の会合同で九条バザールを開催。参加スタッフ一八人で大はりきりの結果、憲法署名八〇筆、入会三人、バザー三万二〇〇〇円の収益。大好評でした。 　平和の歌CDが流れるなかで、パネル展示や九条グッズ、衣類、雑貨と野菜、餃子、鯵鮨など品揃えもしっかり準備。 　「憲法守らなければね」「戦争はもうイヤです」などの声が。 私たちの「やるぞ」の気持ちが通じたのか、今までの宣伝署名とは、ひと味違ったバザールに。「次はまた皆で地域に出よう」という話がまとまりました。 （伊藤則子通信員／写真・加藤準之助）

 

平和行進　日本海を行く　　富山医療生協・町づくり委員会

〇七年原水爆禁止国民平和大行進の日本海コースが六月一〇日富山市の県庁前公園から射水市、高岡市へと向かいました。一二〇人が参加し、県内で最も大きい行進となりました。富山医療生協は県内すべてのコースに参加しました。 　ちいさな子どもと一緒に参加した女性は「安倍内閣になって急速に危険な戦争に向かっているような気がして、平和を守りたいと思い参加しました」と話して いました。黒部信也原水爆禁止富山県協議会代表理事は「平和行進は五〇周年を迎え、富山でも歩き続けてきた。いままで以上に草の根の運動をすすめ一日も早 く核兵器をなくそう」と呼びかけました。県内全体では七つの支線コースで行進がおこなわれ、小矢部市をとおり、県境の倶利伽羅をぬけて石川県に引き継ぎま した。 （松井弘通信員）

 

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各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.191より