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ニュース・プレスリリース

許すな、悪政

 くらしは政治で決まるのね!  熊本・北部健康友の会

torikumi191_01 毎月医療懇談会を開いている「みちくさ」班。六月一二日に、後期高齢者医療制度についての紙芝居「生きる力を奪うのか」を見てから、民医連号外を読んで、話し合いました。
 「お金がないと病院にも行けないなんて」
 「私たちから税金ばっかりとって!」
 「もっと医療にまわしてほしいよね」
 「住民税がこんなに上がるとは思っていなかったからショック!」
 「政府は所得税が減って同じ、というけど…」などと、口々に不満の声があがりました。
 「やっぱり私たちのいのち、くらしは政治で決まるのよね!」
 来月のテーマを「『やせるには?』をしてほしい」といいながら、テーブルいっぱいケーキやおまんじゅう、果物が並ぶ楽しい班です。
(戸田敏子通信員)

 

食事会で高齢者医療制度学習  北海道・勤医協札幌病院・札幌歯科友の会菊水元町ブロック

 当ブロックで毎月一回開いている、高齢者お食事会が五月一八日で四〇回目を迎えました。
 友の会では、ほかに二つのブロックで高齢者お食事会をおこなっています。介護保険からはずれる独居老人や老人世帯が引きこもりにならないよう、またひと りぼっちの高齢者をなくそうと始まりました。参加費は三〇〇円、献立・プログラムなどはボランティアさんと友の会世話人で相談して運営しています。
 この日は、地域からの希望で病院医事課長を講師に「後期高齢者医療制度」についての学習会も。参加者からは「年金から保険料天引きなどとんでもない」の声が。友の会では、このほか二カ所のお食事会などで同じテーマの学習会を計画しています。
(小野幸夫通信員)

 

わが町でも国保証取りあげ!  宮城・大崎健康福祉友の会

 国民健康保険料(税)が払えない世帯に、短期証や窓口で一〇割負担となる資格書を発行する国保証取りあげがおきています。全国で国保証取り上げは三五万世帯、国保料(税)を払えない世帯は四八〇万世帯に。
 加美町ではこれまで長年の運動で国保証の取り上げはさせてきませんでした。しかし今回、中新田民主医院、古川民主病院に通院中の糖尿病や心臓疾患、高血 圧の患者さんの例を通じて町が初めて短期証・資格書を発行していたことがわかりました。理由は「県からの指導」です。
 友の会加美支部が町保健福祉課に事実を確認すると資格書九八件、有効期限が一カ月・三カ月という短期証が二五一件発行されていました。さっそく町と面談 し「経済的困窮から保険料を払えない人が受診を我慢し、手遅れで死亡する事件が全国で続いている」と訴えました。
 納付計画を立てながら保険証を発行させた例は、短期間のうちに三件になりました。うち一件は、生活保護の申請もし、受理されています。
 生存権を脅かす、弱者いじめの政治の転換をめざし、運動の強化と政治革新が求められています。
(菅原博志通信員)

 


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.191より