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ニュース・プレスリリース

地域の健康を守りたい

 市立根室病院の危機打開をと市民ら  北海道・道東勤医協友の会連合会

torikumi190_04 医師の立ち去りが続き、根室の医療が崩壊しつつあります。国会でも話題になりました。しかし政府からも有効な手だてがなく、市民に不安が渦巻いています。根室市社保協などが実行委員会を立ち上げ、6月2日「市立根室病院の現状を考える市民シンポジウム」を開きました。
 報告では市立根室病院が病院の現状を、道東勤医協ねむろ医院の田辺利男院長が、疾病状況と根室病院の役割を、横山寿一教授(金沢大)は医師不足の背景を 解説し、国の責任を指摘。市民の団結で事態を打開しようという集会になりました。市民過半数を目標に厚労省などに医師確保を求める署名も開始、厚労省に要 請団も出しました。
(亀井武通信員/写真・高橋滋)

 

尼崎アスベスト訴訟支援集会  兵庫・尼崎医療生活協同組合

 アスベスト被害者の遺族が国とクボタに損害賠償を求めて提訴(5月8日)したことを受け、アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会は、5月12日 に150人で支援集会を開きました。クボタを相手どった初めての訴訟であり、企業と国の責任を明確にすることが中心です。
 原告は、クボタから100メートルの別会社に30年以上勤務し80歳で中皮腫で亡くなった男性と、旧関西スレート工場近くで幼少期を過ごし、一昨年45 歳で中皮腫で亡くなった女性の2遺族。「会」の船越正信会長が「『隙間なく救済する』としたアスベスト新法は、隙間だらけのザル法。全力で原告を支援し勝 利したい」とあいさつしました。
(粕川實則)

 


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気8月号No.190より