アスベスト問題はこれからだ 「働くもののいのちと健康を守る全国センター」が全国交流集会
五月一三日、標記集会が東京で開催され、約一〇〇人が参加。「隙間だらけのアスベスト新法で、国や企業の責任を不問にし、幕引きすることは許さない」と、被害者救済を求め各地の経験を交流しました。
様ざまな地域や業種で被害が出ています。アスベストを扱った記憶のない男性の体内から、一万本のアスベスト小体が検出された事例もありました。被害者を 掘り起こし、アスベストの使用実態を明らかにする重要性や、国や企業への裁判闘争を支援し、アスベスト問題を、多くの国民にアピールする大切さを確認しま した。
全国センターでは、独自の健康管理手帳の作成や、アスベスト新法改善の要求署名などを検討します。(川村淳二記者)
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