元気に活躍中
うたごえ喫茶 始めました 京都・やましろ健康医療生協
サークルを増やそうと“うたごえ喫茶”を始めました。なつかしのうたごえ喫茶復活とあって、さわやかなかつてのうたごえファンが参加。あっ、アコーディオン奏者も現れた。 リクエストは、“灯”“カチューシャ”から“千の風になって”まで。自己紹介では、うたごえ喫茶に寄せる想いも語り合い、楽しいひととき。今後は、一カ月に一回、土曜日の午後、診療所で開きます。 (加藤節子通信員) |
「長野」と「姫路」で交流会 姫路医療生協・書写支部
三月九日、「助け合い活動」をテーマに、長野医療生協との交流集会をおこないました。長野医療生協から四人、姫路医療生協からは七人が参加しました。 「『ボランティアは無償でなければならない』というカベを脱しきれずに今日に至っているので、有償ボランティアで素晴らしい活動をしている姫路医療生協 に学びたいと、遠いところからきました」と長野の仲間。 信州からのおいしいお土産の「リンゴジュース」をいただきながら、疑問点やいまに至るまでの苦労話なども飛び出して、和やかな中にも真剣な話し合いが続 きました。他の地域のすばらしい点を学び合う交流が大切だと感じました。 (岸本守通信員) |
20年目の友の会総会 京都・仁和健康友の会
二月四日に第二〇回の記念総会を開き、一〇六人の参加で大成功をおさめました。総会に続き、第二部では、カラオケサークルの歌声やボランティア出演の民舞、職員の「どじょうすくい」と、楽しみました。 そして、最後は特別企画として大韓民国国楽コンクール長官賞も受賞された金一志(キム・イルチ)韓国伝統芸術院の皆さんにすばらしい舞踊を披露していた だきました。友の会にささえられた二〇年を実感できる総会になりました。 (中島浩二) |
“有価物”回収、町に協力 甲州健康友の会上小河原町班
三月一〇日、私たちの町で有価物の回収がおこなわれました。早朝七時から作業を始め、一〇時までかかりました。自治会環境部に協力して私たち健康友の会の会員も参加しました。 紙類は、新聞・雑誌・段ボール・牛乳パックに分けて束ねました。ビン類は白、青、茶、黒と色別に分けて専用ケースに入れました。缶類も材質ごとに分けて 大きな布袋に入れました。そして用意されたトラック二台に積みこんで作業終了。 作業のあとの一杯のお茶がたいへんおいしかったです。いっしょに作業した人たちとの会話もはずみました(医療や憲法九条の問題に集中)。今後も協力を続けていきたいと思います。 (手塚佳樹通信員) |
「終末期」で連続学習会 和歌山生協病院・附属診療所
医療倫理委員会では、「組合員さん・患者さん・地域住民」むけの学習会を開いています。 三月二三日は三回目の学習会、五四人が参加(組合員三五人)し ました。「終末期を自分らしく生きるために」をテーマに、講師は仏教的介護「えんの会」の僧侶・山本正廣さんです。「えんの会」は、当院の患者で和歌山で ALS患者が在宅療養をはじめた先駆けであるOさんの介護にも関わっておられます。 講演では、いまの私たちは健康指向が強く、元気に生きたいと思うが、死を見つめたり身近に死を体感したりすることが減り、かえって生死への畏敬がなく なっているのではないか、と問題提起。「日本人らしい終末期医療や治療が大切」「終末期を否定的に捉えず自分らしく生きるために、病気=不幸だけではない ことを理解し、死の学習(お棺体験など)を始めよう、と提唱しました。 講演後、参加者から感想も出て、講師と参加者の相互方向で理解が深りました。 (宮下博之) |
夢のせ歩んだ10年 明日へ 神奈川・北央医療生協
設立一〇周年を迎えたせいきょうあつぎ診療所「記念のつどい」に四〇〇人が会場をうめました。健診活動や往診にも積極的にとりくむ診療所。一方で組合員 は「ふれあいサロンや食事会・健康講座・ハイキング・街かどチェック・文化展・新春のつどい・夏まつり」と多彩な活動を始めています。
訪問行動で医療生協を“衣料”と勘違いされたころからの一〇年間をスライド構成劇で紹介。神奈川北央海老名支部「仲間ふやし“祝”全国第二位」と大きな 「お酒」が登場。周辺支部の代表が夢を語り、職員からは「地域で選ばれる診療所を目指して」と医療宣言が紹介されると、会場も拍手で応えました。後半は横 井久美子さんのコンサートへ。数えきれない人と人との出会い、そして救われた生命。厳しい現実の中でも多くを心に残した一〇年。明日への希望をつなぐ一日 でした。
(大日方弘夫通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.188より