仲間と春を楽しみながら
桜をバックに花まつり 石川・地域総合相談センターかけはし
ミニ・デイで医療懇談会 北海道・きずな健康友の会
三月一〇日ミニ・デイ「絆の家」は大にぎわい。八九歳で認知症の母親を連れて見学にきた方、前回「コーヒーで結い」に初めて参加した方がミニ・デイ「絆の家」にも続けてくるなど、三一人が集いました。 玄米にぎにぎ体操で始まり、初参加者を歓迎して、うたう会「きずな」の仲間による「老いて輝く」の合唱、そして函館診療所長の長谷川先生による「骨粗 しょう症の話」を聞きました。せっかくカルシウムをとっても、塩分・カフェインをとりすぎると尿から排出してしまうこと、家の中ではつまずきやすい物は片 付けること、歩行困難な方は上半身を動かす運動をすることなどが話されました。 午後からは、桜餅をつくり、一週間遅れの「ひな祭り」でにぎやかに過ごしました。 (大田夏美) |
「春のうたごえ」 京都民医連第二中央病院
三月一七日レストラン「平和」で、健康友の会・吉田ブロック“春のつどい”を開催しました。地域から一九人参加。おいしい食事を囲みながら、会話がはず みました。食事の後は恒例の合唱。「春よこい」「街」。そして「千の風になって」の詩を朗読していただき、ハーモニカの伴奏にのって気持ちよく歌いまし た。レストランがうたごえ喫茶に早変わり。話す・歌う・おいしい食事は、心と体の健康につながります。これからも地域の中に根を張ったとりくみを大切にし たいと思います。参加された方から「また次も声かけてや」とうれしい言葉が。今度は桜の木の下で歌いたい。 (武谷夏実) |
若者よ夢を追って!! 札幌西・手稲健康友の会
私の地域の友の会員は皆元気、社会福祉協議会が推奨している高齢者いきいきサロン事業にも参加しています。その名も「きょうもまた元気会」。何だか他人とは思えないというわけで『いつでも元気』の読者にもなってもらったのが二年前でした。 この会に去年の夏、工芸部大学院で、「高齢者の集う場所」を卒業論文のテーマにしている若者が現れ、アンケートや家の状況視察に協力を求められました。 その彼がこの春卒業、就職も決まって上京するというので、ささやかな送別会をしました。 「体を大切に、高齢者に向けた温かい目を忘れずに夢を追いかけて…」と、孫のような若者へエールを送りました。地域の異世代間の交流にも積極的にかかわ る友の会員、元気の源はこの辺にあるのかもしれません。 (坂野悠紀子通信員) |
ミモザの花を愛でながら 東京・北多摩中央医療生協
昨年の暮れに発足した当生協の下連雀ウオーキングクラブは、月一回の例会をおこなっています。三月二日の玉川上水から井の頭公園までのコースでは、青空 の下、黄色い小花が満開のミモザの木が、あちらこちらで歓迎してくれました。春の訪れを感じながら、のんびりとウオーキング、農家の直売野菜を買う楽しみ もあります。 歩くだけではもの足りないので、休憩時には毎回コーラスをやっておなかの空気を入れ換えています。いま流行の「千の風になって」を大きな声で合唱しまし た。いろいろなアイデアを取り込んで仲間を増やしていきたいです。 (峰尾玉枝) |
支部交流会で早春楽しむ 宮城・大崎健康福祉友の会遠田支部
三月一八日、栗駒いこいの村で交流会をおこない、二九人が参加しました。学習あり、訴えあり、歌あり、踊りあり、入浴ありのとてもくつろいだ楽しい早春の一日を過ごすことができました。
平地は抜けるような晴天だというのに、山の会場は吹雪、積雪もあり、軒先には太い柱状のつららが、なんと地面まで続いていました。
土産物を買っていると、私たちの胸の「九条ペンダント」に目を留めた若い女性店員が、「皆さんそれを下げているようですが何ですか?」と、とてもよい質 問をしてくれました。そこでさっそく、いま自公民勢力によって、憲法九条がいかに危険な目にあわされているかについて、手短に説明。すると店員さんが賢そ うにがうなずいてくれる一幕もあって、ほっとさせられました。
(皆川秀雄通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.188より